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夜の10時、渋谷へ向かう電車の中で

最近手がカサカサだし、自分の顔をあまり鏡で見ていないことに、暗くなった車窓に写る自分の顔をみて気がついた。
自分を蔑ろにしている時間が長い。
自己肯定感という言葉が嫌い。

産まれてからこのかた「結婚した自分」も「子どもがいる自分」も想像したことがない。

悪いわけではないんだろうけど、良いことでもない。
人間として産まれて、人間という種族の成長や発展のために死ぬはずなのに、私はそこに1ミリも関与していない気がする。
せめて何かに(少額だけど)寄付などをさせて貰わないと苦しくてまともに生きていられない。

最近、深夜の通勤をタクシーからホテルに切り替えた。
夜の都会に向かう電車に揺られて、意味のないことをぐるぐる考える。

コアラはユーカリ(毒)を食べて気絶をして、1日の大半を寝て過ごしているという動画を見て勇気づけられる。

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