タエ通信 vol.23【万化の運命者 クリスレインデッキ徹底解説】

割引あり

【1】デッキの解説

ターンあたりの平均攻撃回数は環境水準では少ないものの、《ラウム》を用いた強力なガード制限と、《アニエス》やライドラインのスキルと《ユイカ》やディヴァインスキルによる盤面コール+手札バウンスを駆使してリソースを獲得していく、長期戦で強いデッキです。

デッキの性質上ターンを重ねるごとにクレストによるパワー上昇値が増加していく超越デッキなどは苦手なので、それらが上位にいる現環境は若干の向かい風ですが、新勢力の「運命者」などのテーマに対してはその規格外のリソース量で耐えきることができるので、超越デッキに何かしらの規制が入り、シェアを落とすことがあれば十分に環境で見掛けるデッキになりうるスペックは有しています。

《クリスレイン》の能力は盤面に5種のユニットを要求しますが、構築として特に意識をしなくてもトリガーや守護者の名前を散らしていれば達成は容易なので、構築面では特にカードの名称を散らすようなことはせず、素直に強力なユニットを厚く採用するべきでしょう。

盤面の組み方や殴り方、パワー、トリガーの振り方など一見難しく感じる要素が多いデッキですが、パターンを理解するとかなり簡単で、扱いやすいデッキです。
今回はカードそれぞれの採用理由や使い方、マリガンやライドコスト、ターンごとの立ち回りの決まりごとなど全てを解説し、読んだ人が誰でもこのデッキを最高効率で回せるよう意識して書きました。

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