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#57. 良好なパートナーシップのための話し合いの作法

こんにちは!こんばんは!Mimiです。南米アルゼンチンより、心と幸せなパートナーシップについてお伝えしています。


お付き合い中でも、結婚をしてからでも、良好で幸せなパートナーシップには、「話し合いの作法」を心得ている必要があると思います。(男女間でなくても必要ですね...)

感情をぶつけ合って言い争いや喧嘩に発展させないためにも、違う人間同士が相手の意見も知り、尊重し合ったうえで2人にとって最善策を一緒に考えていけるような建設的な話し合いにしていくためには、「自分の庭の話だけする」というのがとーーーっても大切です。

これは例えば、あなたの庭にはチューリップやガーベラなどの色とりどりのお花が咲いているとします。なぜなら、あなたはお花が好きだからです。

一方、お隣の彼の庭には、彼が好きな野菜畑があるとしましょう。彼は野菜を手間暇かけて育てることが好きだからです。

そして、あなたの庭にも彼の庭にも、ヒマワリが生き生きと咲いています。それが共通の話題となって気が合い、間にあった柵を超えて行き来して、お付き合いすることになったとしましょう。


ですが、ある日あなたは、あなたにとっては苦い思い出があるサボテンを彼の庭に見つけました。

さて、あなたはどうしますか?何か彼に言いますか?言うとしたら、どのように言いますか?

ここでいきなり、「どうしてサボテンなんか育ててるのよ?!醜いわ!」と、彼の庭を否定するようなことは絶対に言ってはいけません。

そう、あなたは「自分の庭の話だけする」、言い方を変えると「自分の庭の話しかできない」ということです。

よって、彼に庭の話は「聞く」姿勢でいるということです。

あなたは、サボテンが好きなの?サボテンのどんなところが魅力なの?サボテンにどんな思い出やリスペクトがあるの?サボテンを育ててるとどんないいことがあるの?

まずは、彼が大切に育てているもの(それが例えあなたが苦手なものであってもです)を頭ごなしに否定するのではなく、上記のような質問で「聞いて」みるのです。

そうして、彼に彼の庭の話をしてもらうんです。彼のサボテンへの思い入れを聞くうちに、もしかするとあなたのサボテンへの捉え方が変わることもあるかもしれません。

あるいは、あなたがサボテンに苦手意識を持った経緯を「あなたの庭の話」として彼に話して、彼にも知ってもらうのです。サボテンが良い悪いというような話ではなく、あくまでも、あなたとサボテンのストーリーとして話すのです。

そのうえで、それでもあなたがサボテンを見たくもないというくらい苦手意識が消えないのであれば、このように言ってみるといいかもしれません。

「あなたがサボテンをリスペクトしているのはわかった。だから、それは全く否定するつもりはないし、尊重したい。でも、私はやっぱりダメなんだ。だから、もしできるなら、私からは見えないところで育ててくれると嬉しいな。」

そして、彼がどうするかは、彼の判断に任せるのです。なぜなら、それは彼の庭のことだからです。

ここで、無理やりにでも彼にサボテンの位置を変えさせるとか、あそこにして、こっちはヤダなどと指図もしないことです。なぜなら、サボテンのある庭の主は彼だからです。

こうして、あなたが話せる、触れる、変えられるのは、あなたの庭だけというスタンスでいると、彼の庭に必要以上に干渉して嫌がられることはありません。


昔の私もそうでしたが、多くの女性は、彼の庭に必要以上に干渉しすぎて嫌がられるか、本当はイヤだと思っているのに彼に何も言えず、ずっとサボテンを見ては不機嫌になっているのです。

心当たりはありませんか??私たちが言い争いや喧嘩になってしまうとき、ほとんどが「相手の庭」に口出しをしてしまうときです。

考えてみてください。あなただって、あなたが大好きで大切に育てている色とりどりのお花を、例え付き合っているからといって彼がズカズカとあなたの庭に入ってきて、「なんだよこの花?いらんくね?!」と頭ごなしに否定してきたり、あなたの許可なしに摘んでしまったとしたら、やっぱり腹が立ちますよね?!

そういうことなんです。

だから、あなたは自分の庭の話だけをし、彼の庭の話は「聞く」のです。

そのうえで、一緒に仲良くやっていくためには、どうすればいいかと話し合って最善策を考えたり、どうしても!ということに関しては、彼にお願いや提案をしてみて、あとは彼の判断に任せるというスタンスを貫くのです。


そして、万が一彼があなたがお願いした通りにしてくれなくても、愛されてないと感じたり、落ち込んだり、悲しんだり、怒ったりしないことです。

なぜなら、彼にだって大好きなサボテンの場所を変更する決断をするためには、それなりに考える時間が必要な場合もあるからです。

だけど、あなたが上記のように「私は苦手なんだけど、あなたを尊重したい。だから、できれば場所だけでも変えてほしいの。(場所ではなく、数や種類を変えるという提案もできるかもしれませんね)」というスタンスでいることだけを明確にして伝え続ければ、彼だって自分を尊重してくれたあなたをイヤな気分にさせないために、サボテンをどうすればいいか、考えてくれるはずです。

何度も言いますが、時間がかかる場合もありますよ。苦笑

なので、あなたは少しばかりの忍耐力と、スルー力(鈍感力)が必要にはなりますが、本当に愛する彼のことであれば、待ってあげることはできますよね??

ここで待てずに無理やりにでもサボテンの場所を変えさせたり、彼がいない時にあなたが勝手に変えたりしてしまうと、やっぱり彼は怒ってしまうでしょうし、それでは長い目で見てもサボテン論争はなかなか収束しません。

ですので、やはり、彼の庭のことは彼に任せる、彼の自由にさせてあげるのです。

そうして、あなたが彼を尊重しているにも関わらず、彼があなたの気分を害するものをわざとあなたの目の前に置き続けるなら、そんな彼ならあなたの方からさようならでいいと思います。

男女の付き合いも、人間同士の付き合いですからね。

なぜ、あなたの気分をわざと害してくる人と、あなたが一緒にいる必要があるでしょう?ないですよね?!


こうして、お互いの庭を尊重し合っていくと、ある日、彼の庭の隅っこに、かわいらしいカスミソウが咲いているのを見つけることもあるかもしれません。

あなたの庭の色とりどりのお花たちと、彼の庭のカスミソウで素敵な花束を作って、2人の大切な人たちにプレゼントができるかもしれません。

そうして、お互いの庭のポテンシャルを足し合って、より良い庭を作っていけるのが、良好なパートナーシップなんです。良好なパートナーシップは、強いチームになっていくんですね。


私は、男女間での話し合いは、強い人生のチームを作っていくために本当に大切なことだと思っています。

やはり、男性と女性は違いますし、性別関係なく、ひとりひとりの人間は違ってますもんね。話し合わないとわからないことは、山ほどあります。

結婚をすると、同じ庭を共有してつくっていくことになるので、さらに話し合い力、チーム力が問われます。

例え同じ庭であっても、話し合いの作法は変わりません。

自分の意見を言う、相手の意見を聞く。どちらも否定せず、できるだけ尊重したうえで、チームにとっての最善策を一緒に考えるということですね!


ぜひ、建設的な話し合いの作法を心得て、良好なパートナーシップ、強い人生のチームをつくっていってくださいね!!参考になっていると、嬉しいです!

今日も、あなたの愛で満ちた世界を応援していますね!

Mimi


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