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#311. 自信も勇気も雰囲気もなかった過去の恋愛

こんにちは!こんばんは!Mimiです。南米アルゼンチンより、世界中に住む日本人女性の幸せなパートナーシップと自由な生き方を応援すべく、心と願望実現の本質についてお届けしています。


「また鳥行きましょうよ!」


これは、私が20代後半のころ、片想いをしていた先輩との間で100回くらいは交わした言葉です。

先輩には長年付き合っている彼女がいたけど、週末を一緒に過ごすだけの相手であって、彼女は仕事もしてない(家事手伝い?)ちょっと変わった子らしく、正直何で付き合ってるのかわからないという風に、本人から聞いていました。

それで、当時マスコミ業界でバリキャリだった私は、そんな女(めっちゃ見下してる。苦笑)からなら、先輩を略奪するのは簡単だと思っていました。

なぜなら、私は仕事もデキるし稼ぎもある。先輩の仕事や付き合いへの理解もある。バカな話も一緒にできて楽しい後輩だし、先輩にもきっと気に入られている。

「きっと、イケる!!!」そう思ってたんです。

#自意識過剰とはこいつのこと




「また鳥行きましょうよ!」というのは、当時大阪北新地に、メニューは鳥の丸焼きだけというかなり男前で脂っこい店があって、私はそこへ同僚の男性達と一緒に行っては、かぶりついた鳥をビールで胃に流し込むという謎の男たちの儀式に付き合っていました。苦笑

#若い私はそれなりに楽しんでた
#今の私には絶対にできない儀式


いつもは数人の同僚たちと行ってる鳥でしたが、私は先輩と2人っきりで行きたかったんですね。

本当なら先輩のことが好きだったから、鳥なんてゆー男臭い飲み屋ではなくてオシャレなバルとかに行きたかったのですが、そういうところへ先輩を誘うというのが当時の私にはどうしてもできず、精一杯の勇気を振り絞って言えた誘い文句が「また鳥行きましょう!」だったんです。

#なんて可愛げのない誘い方

ですが、私は「2人っきりで」とは言わなかったので、きっと先輩は「同僚みんなで」だと捉えていたのでしょう。

みんなと都合が合わないまま仕事は忙しくなるばかりで、なかなか行けずにいました。




それでついに私は言いました。

「もうみんなと予定合わないから、2人で行きません?」と。

#最初からそれを言え

すると、すんなりとOK。

それで、私はついに先輩と2人っきりで鳥へ。。。

#全然ロマンチックな場所ではないw




私は、会社を離れて先輩と2人っきりになれたら聞こうと決めていたことがありました。

それは、「彼女との状況」でした。

もしそこで先輩が彼女に対してあまり気持ちがなさそうであれば、すかさず私がこう言うのだ。

「その彼女とは別れて、私と付き合いましょうよ」って。

#完全に妄想の中でのセリフ




先輩と2人並んで北新地を歩き、鳥屋へ入ると、いつもの男臭と鳥の脂が混じった空気感に無駄に活気のある店員の声が響き渡り、店内はとても賑わっている様子でした。

#好きな人とのデートには最悪の環境

そんな恋の雰囲気なんて1ミクロンもないところで、私達はいつものように鳥にかぶりつき、ビールを流し込んでいきました。

私はずっと先輩に例のことを聞くタイミングを伺っていたので、その日の鳥の味もビールの味も全く覚えてはいませんが、食事も終盤になった頃、つ、つ、ついに、聞いたんです!!

「先輩、彼女さんとはどんな状況なんですか~?」って。




すると、先輩が答えました。

「え~?変わりないかな~週末会うだけだけど。」

週末会うだけの家事手伝いの女の何がいいの?!と、ちょっとイラっとした私は、イラっとを必死で隠しながら、続けてこう聞きました。

「なんでその彼女と付き合ってるんですか?」って。。。

#たぶんイラっとは顔に出ていたw




ですが、この予定してなかった質問をすることで、私はそれ以上話を続けることができなくなってしまいました。




なぜなら、先輩はこう答えたんです。




「ん~?彼女といると楽なんだよね~。」と。。。





この「楽なんだよね~」という男性のセリフをどう捉えるかは人それぞれだとは思いますが、この時の私は、結婚した夫婦間でお互いに言う「この人と一緒にいるのが楽でいいわ~♪」というセリフに聞こえてしまったのです。

#どこまでもマイナスに捉える私




そんなわけですっかり意気消沈した私は、予定していたセリフを言えるはずなどなく、脂っこい鳥と流し込んだビールのせいで頭も心もぐわんぐわんとしながら家路に着きました。




先輩のあの一言を勝手にマイナスに捉えた自分、「私と付き合いましょうよ」と酔いに任せてでも言えなかった勇気のなかった自分、やっと先輩と2人っきりになれたのに、大切なことを話せるような雰囲気でもない店に来てしまった自分を悔やんでは、泣きました。




あの時の私には、勇気も雰囲気もなければ、自意識だけは過剰にあったはずなのに、恋愛に対する自信は、実は全くなかったんです。。。

仕事がデキる女の自意識は、恋愛分野では全く応用できないんだな。。。と情けなく感じたのを、今でも覚えています。。。





あなたは、恋愛分野における自分自身への信頼、勇気はありますか??

幸せな恋愛・結婚のためには、ここを鍛えていく必要があるんだね。。。


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<追伸>

それから数年後、私は転職をして先輩とは会わなくなってしまいましたが、
ある日、地下鉄でバッタリと会った先輩は、以前より少しふっくらしてたんです。

聞くと、先輩はやっぱりその彼女と結婚したそうで、奥さんの手料理で
太ってしまったとのことでした。

#幸せ太りかよ
#またイラっとしたわw

「彼女といると楽なんだよね~」は、やはり夫が妻に愛情を込めて言うセリフそのものだったってことですね。

#勝手な分析
#お幸せに



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今日も、あなたの愛で満ちた世界を応援していますね!

Mimi





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