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閉業温泉の記憶 日当山温泉 清姫温泉

かつて、日当山温泉にあった日帰り、家族湯併設の温泉でした。
2021年8月に閉館になったようです。

現在は湯本庵清姫としてリニューアルオープンしているとのことです。
あぁ、行ってみたいけど、敷居が高くなったなぁ…。

ということで、せっかくなので、記録に残しておきます。
仕出し屋+大浴場+家族湯のような運営形態でした。結構駐車場は広く、車を停めて受付に行きました。
この日は1人だったので、大浴場をチョイス。受付の人はヒマそうでした。朝夕は多いのでしょうか。お客さんはそれなりにいたようですが、家族湯を選んでいる人がほとんどのようでした。

このパターンと同じ温泉をよく見ます。なんか引き戸じゃない温泉入り口って新鮮じゃないですか?
中は典型的な公衆浴場の雰囲気です。

脱衣場

大浴場と言いながらも、そこまで広くはありません。浴槽は3つ。洗い場は左右に3つずつなので、5~6人くらいが同時に入れるかどうかというくらいの大きさです。

浴場全景

奥の浴槽には湯がドバドバ注がれていました。
ここは少し深くて、コップが置いてあるので飲泉もできるようです。

ドバドバ

右側の浴槽は浅くて、ぬる湯という位置づけなのでしょうか…。
しかし、それにしては浅すぎるし、かといって寝湯としては狭いし。
どう使うのか、最後までナゾでした。

謎のぬる湯

たしか、炭酸水素塩泉だった気がします。
温度は本当に適温で、熱くもなくぬるくもなく、いつまでも入っていられる感じでした。ツルツルになります。
入っている時はそうでもないんですが、やはり上がると暑いんです。体がよくあったまります。

逆から

現在は「全室露天風呂付客室のデザイナーズ旅館」になっています。
今の時代に生き残っていくためには、こういう路線になるんでしょうね。
これはこれでいいのですが、私はどうしても以前のようなみんなが気軽に入れるお風呂のような形が大好きなもので…。
でも、あの温泉が部屋で貸し切りでいつでも入れるというのも大きな魅力です。現在は日帰り入浴はやっていないようなので、泊まるしかないか…。


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