佐賀大和インターから山奥へ進みます。20分ほどでしょうか。川沿いに道があり、ドンドン山奥に進んでいきます。どこにでもあるような地方の道です。
ちょっと横道にそれた小道に、熊の川温泉があります。ここはぬる湯で有名な温泉です。

外観はちょっと古い共同温泉のような雰囲気です。
時間によって値段が変わるようで、遅くなればなるほど、安くなる仕組みになっているようです。たまにこういう仕組みがありますよね。
持ちこみOKで、1日中滞在する人もいるようです。お年寄りがたくさんいました。近所の人はのんびりできていいと思います。

浴場はたくさんの人がつかっているので、脱衣場から誰もいないところだけを。

一番左側に加温された小さな浴槽があり、その隣に、暖かい湯が流れこむ形で、少しぬるい浴槽があり、一番右に源泉が勢いよく出る浴槽があります。

源泉はかなり冷たく（分析表に30.8℃と書いています）ちょっと冬は厳しいかもしれません。来訪時は7月でしたが、それでも源泉にいきなり浸かるのはちょっと冷たい。
まず加温槽であったまるのがいいかと思います。

でも一旦慣れてしまったら非常に快適。目をつむり、じっと源泉槽につかっていると、日ごろの疲れがじっくり取れてくる感じがします。冷たいんですが、体の中からじんわりとした感覚が広がっていきます。やっぱり水ではなく温泉であることが実感されます。

温泉は飲むこともできて、口に含むとまろやかな甘味を感じます。これでお茶やコーヒーを入れるとおいしいかも。
水は別途お金を払えば、汲んで帰ることもできるようです。

熊ノ川浴場以外にも、熊ノ川温泉はいくつかの温泉があります。
もし気に入れば、他も回ってみてはいかがでしょうか？
詳しくは、HPをごらんください。昔は入浴手形とかやってたんですけどね。今はやってないようです。

住所　佐賀市富士町大字上熊の川118
電話番号　0952-63-0021
営業時間　9:00～20:30（最終受付20：00）火・金曜休
・駐車場：普通車16台
・鍵付きロッカーあり（100円）
料金　大人 700円　こども 300円
※15時～大人500円、こども200円　17時～大人300円、こども100円（2021.10現在）
泉質　放射能泉