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小浜温泉 春陽館

以前は九州温泉道指定施設でしたが、現在は指定外施設です。
日帰り入浴は可能かどうかは不明です。(HPに記載はありませんでした)
問い合わせてからの来訪をおすすめします。
ずいぶん前(2016年ごろ)に入浴した時の画像です。現在の状況は変化している可能性があります。

小浜温泉街のほぼ中央にある温泉旅館です。
2回ほど日帰り入浴をさせていただいた宿です。
場所はすぐにわかりましたが、人気はなく、果たして立ち寄りできるのか?少し不安になりました。
あとで見たら分かったのですが、要問合せということですので、事前に連絡した方が確実だと思います。

幸いなことに、2回くらい玄関で声をかけると、宿の人が出てこられて無事温泉に入ることができました。
話を聞くと、屋上の露天は温泉ではないとのこと。大浴場を勧められましたので、そちらに入ります。こういったことをしっかり伝えてくれる宿は、お湯を大切に使っているはずです。期待できます。

まだ、チェックインの時間には早いのか、館内に電気はついておらず、天気もあって、結構暗かったです。掃除はいきとどいているようですが、暗いのでなんとも…。
男女入れ替えの様子で、1回目にいった時は半地下になっている下の温泉、2回目は2階の温泉になりました。
両方紹介しますね。

まずは、下の大浴場です。「茂吉の湯」と書かれています。
斉藤茂吉とゆかりでもあるのかなぁ…。

1階?大浴場

お風呂は半地下式になっています。温泉の析出物でできたらしいオブジェが置かれています。源泉は非常に高温なので、加水はされていますが、非常に塩化物泉らしい特徴は出ています。
種田山頭火の書いた、小浜の様子が掲示されています。

他にお客はおらず、雨の音だけがする中、浴槽に静かに体を沈めていきます。たまにはこんな入り方もいいなぁ…。

2回目に行った時は、2階の温泉でした。こちらの方が少しせまいようです

2階大浴場

こちらにはあとから作ったであろう露天風呂も併設されていました。
無理やり作った感は若干しますが、いいお湯ですので、問題なし。

2階露天風呂

塩化物泉らしく、上がったあともポカポカで、汗がなかなか引きませんでした。寒い季節には一番いいかもしれません。
なぜ、九州温泉道から抜けてしまったかはわからないのですが、泊まってゆっくりお湯を楽しむのもよいかもしれませんよ。
このあたりの温泉は、続けて入るのはなかなか厳しいです。結構体力使いますので…。

住所 雲仙市小浜町北本町1680
電話番号 0957-74-2261
泉質 塩化物泉

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