気付いた話


今日仕事で失敗した。

原因は私のチェック不足。
前回も同じミスして、上司に一緒に頭下げてもらって、こうしよう!と決めたもののそれをやってなかった。
上司からはどうしてやらなかったのか、何のために頭を下げたのかと問われた。
こちらが協力したのに、あなたがその行動に対して協力を返してくれないのならもう知らないとも言われた。
言われてから、最もだなと思った。私のためを思っての行動と信頼を何もしないという行為で裏切ったのだから。
ただなぜやらなかったの?と聞かれたとき理由を答えられなかった。途中まではやっていたが、効果を発揮するように関係部署に伝えていなかった。
だから、この件の後関係部署に失敗をなくすために協力してほしいと打診した。返答の第一声は「面倒」という言葉だった。当たり前だ。ただの私の尻拭いで、フォローでしかないのだから。そう言われたときに気付いた。仕事を頼むことは相手の面倒を増やすことで、できるならば私だけで完結したいと思っていることに。関係部署の仕事は以前自分がいた部署の時に見ていて、大変そうなのも知っていたから、私自身がチェック業務は苦手でやりたくないと思っているから。そういった私が苦だと思っていることを相手に押し付けるみたいでなんとなく心に引っかかっていたから進められなかったのだと思う。

仕事を振るのは苦手という意識はあったけれど、頼むのも苦手だったのか。結果として頼ってしまうのは割と得意なはずだったのだけれど、そうでもなかった。

プライドと理想が高いから人に任せたくないし聞きたくないのかもしれない。そのくせすぐに聞いてしまうことも多い。

矛盾だらけだ。

ただ、誰かに面倒と言われることは自分に刺さってしまう言葉なのだと再認識できたことは収穫かもしれない。

普段からもう少し、なぜそう思ったのか、なぜそういう行動をしたのか、を突き詰める時間を取れるといいなあ。

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