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Essay(Yuki Anzai)

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ミミクリデザイン代表・安斎勇樹のエッセーをまとめています。
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記事一覧

創造性を支える「観察力」をいかに鍛えるか?

12月発売予定の安斎の新刊『問いかけの作法』では、チームのポテンシャルを引き出す「問いかけ…

安斎勇樹
2年前
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書籍『問いのデザイン』4.2万部&電子書籍化決定!新刊『問いかけの作法』について

2020年6月に『問いのデザイン』を出版して以来、10月1日は「と(10)い(1)=問い」とかけて「…

安斎勇樹
2年前
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組織の創造性を高める「ルール」の在り方を考える

最近すっかり更新ができていませんでしたが、気づけばフォロワーが10,000を超えていた(ありが…

安斎勇樹
2年前
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新刊『リサーチ・ドリブン・イノベーション』予約開始! アイデアの可能性を拡げる探…

昨年から書き進めてきた新刊『リサーチ・ドリブン・イノベーション:「問い」を起点にアイデア…

安斎勇樹
3年前
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探究の戦略(Strategy)と戦術(Tactics)

ここ最近はもっぱら"探究"というキーワードについて思索を巡らせています。 教育の領域では「…

安斎勇樹
3年前
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定期的に仕事の「信念」をコトバにする中期的リフレクションのすすめ

仕事に上達するため、納得度の高いキャリアを築くために「リフレクション(内省)」が重要であ…

安斎勇樹
3年前
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自分の服装に、自分で点数をつけられるか?

先日、CULTIBASE Lab「問いのデザインゼミ」にコルクの佐渡島庸平さんにゲストにお越しいただき、「個の創造性を解き放つ問いのデザイン」というテーマで対談させていただきました。 これまで「問いのデザイン」というと、組織の問題解決やチームコミュニケーションなどファシリテーション場面にに着目して探究してきました。 しかし問いは他者に投げかけるばかりでなく、常に自分自身の思考の背後に存在しているものでもあります。問いに自覚的に向き合うこともあれば、"見えざる問い"が無意識

チームの多様性を殺す方法

安斎が編集長を務めるウェブメディア「CULTIBASE」にて、注目の新連載『クリエイティブ組織の…

安斎勇樹
3年前
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書籍『問いのデザイン』を書くときに工夫した3つのことと、発売後に感じた反省点、今…

新年あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。 2020年は書籍…

安斎勇樹
3年前
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漫画でわかる問いのデザイン

拙著『問いのデザイン』を出版してから半年、想像以上に多方面から反響をいただいています。あ…

安斎勇樹
3年前
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6年前の「ワークショップ実践論」を振り返る

先日、嬉しい知らせが届きました。拙著『協創の場のデザイン』(2014年)が、初の増刷となった…

安斎勇樹
3年前
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「失敗から学ぶこと」の意義に、疑いをかけてみる

あっという間に9月。会社の上半期(弊社は2月決算)を終え、激動だった半年間を振り返りながら…

安斎勇樹
3年前
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サウナが教えてくれる、経験学習の3つの要件

20歳くらいで学生起業してから、平日も土日も関係ないワークスタイルを続けています。特に大学…

安斎勇樹
3年前
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奇しくも原点回帰したコンビニの意味

リモートワークになってから早くも4ヶ月が経過しました。人間の細胞は3ヶ月で入れ替わるとよく言いますが、完全にルーティンが入れ替わり、別の人類になってしまった感覚。もはや"慣れた"というより、元の生活の感覚を思い出せなくなりつつあります。 僕は2017年に会社を興すまでは、東京大学の教員が本職でしたから(いまは副業なのか!?と怒られそう🙏)、東大本郷キャンパスの付近にマンションを借り、ここ数年は文京区本郷で生活しています。初期のミミクリデザインのオフィスも東大の正門の目の前に