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わたしのこと

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わたし、を見せるのが一番苦手な私。少しずつ、ぽつぽつと、語っていこう。リハビリみたいな気持ちで。
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2019年10月の記事一覧

したためるためのものたち ~#手書きnoteを書こう~の、こぼれ話

今朝なにげなくnoteを開いたらずらずらっと、見知らぬ誰かの手書きの文字たちがたくさん、たくさん並んでいた。 わぁ。 思わずひとりでつぶやいた。 手書きのことばって、素敵だなぁ。 上手いとか下手とか関係なく、心を込めて紙にことばを書く。 それはちょっと改まって誰かに届けたいような、心の声。 書く。 綴る。 したためる。 私は『したためる』ということばが好きだ。 手紙を書くとき、自分の気持ちを確かめるようにひと文字ひと文字、丁寧に見つめながら、間違えないよう

あなたの価値を私は知っているから ~#手書きnoteを書こう~

今日も、あなたは傷ついていた。 誰かの言ったことばに、自分の思い込みを重ねてしまって、言われた意味よりその響きにとらわれて、自分で自分を深く傷つける。 それがあなたのやり方で、わかっているのにどうしてもやめられなくて、それがとても苦しいんだね。 わかるよ。 わかる ということばも、あなたにはまっすぐに届かない。 『承知する』ということは、『共感する』ではないこと、どうしたらあなたに伝わるだろうか。 わたしは、共感はしてあげられないんだ。 でも、承知しているよ。

自由のしるし ~目の前のレールなんて軽々と飛び越えて、ゆけ~

帰宅してポストをのぞいたら、見覚えのある封筒が届いていた。 このクリックポスト便… Kojiさんからだ!! さっそく開けてみると、新作の『自由のしるし』が温かいメッセージカードと共に包まれていた。 私が愛してやまない、Kojiさんの心象風景ブックカバー。 私はすでに、ここのブックカバーを2つ持っている。 だけど。 『自由のしるし』の絵柄が発表された時、心が一気に持っていかれた。 これは、私の旗じるしだ。 なぜだかそう思った。 そして、Kojiさんのこのエッ

瞬発力をきたえる

今日、不定期に通っている歌のレッスンがなくなった。 先生の都合で昨晩連絡が来て、「そっかー、じゃあ明日なにしようかな。家の片付けでもしようかな」とぼんやり考えていたら、こんな記事が目に飛び込んできた。 いきなりの関西上陸! このひとはいつだって突然現れる。 目的は「11月22日(金・いい夫婦の日)に開催されるAgape単独ワンマンライブのチケットを、手売りで20枚売るまで帰れま10」を、自主開催するからである。チケット代金は2000円。手売りで買ってくれたひとには、直

おかえり/あとがき ~大好きなあなたへ~

私がここnoteへ自分のことばを綴り始めたのが、今年の6月のこと。 そのひとに出逢ったのは、ここへ来てまもなくのことだった。 広い広いnoteの世界で、そのひとの書いたものがたりが、ぽつりと浜辺に立つ灯台のように、私を呼ぶように、そこで明々と光っていた。 まだコメントを書くなんて思いつきもせず、ただただそのものがたりに衝撃を受けて、そしてなぜか強烈に感じるシンパシーに私は戸惑っていた。 どうしてこのひとのことばは、こんなにも心を揺さぶるのだろう。 顔も本当の名前もな

古い自分の頭の中を覗いてみたら、生物としては今より随分新しい細胞だったことに気づいた話

風が強い。 今日は外に出ないぞ、と決めて朝からダラダラしている。 とあるSNSで自分が投稿した記事を探していて、数年分の投稿をランダムに振り返っていた。 心当たりの記事はちゃんと見つかったのだけれど、昔のわたし、の頭の中を覗いてみるのが面白くなってきて、止まらない。 驚くことに、好きだと思った誰かの文章や面白いと思った情報について紹介しているものについて、ほとんど内容を覚えていないのだ。 自分の日常について自分で切り取ったものは、なんとなくまだ記憶があるのだけれど、

ありったけの声で

唄うことが、大好きだ。 実はずっと、みんなの前で唄うひと、になりたかった。 一度だけ、夢を叶えようと踏み出したことがある。 自分なりに努力して、万全の対策を練ったつもりで、決戦の場に足を踏み入れた。 集まった同じ夢を持つたくさんの才能溢れるひとたち。 ひと声聴いただけで格の違い、みたいなものを見せつけられた。 そして私は勝手に、あきらめた。 踏み出せてもいないのに。 思い切りこけてもいいから、道の先まで足がちぎれるまで走れば良かった。 いくじなしな自分を、都

きっとこの世界の共通言語は

このCMをはじめて見た時、衝撃を受けた。 新垣結衣ちゃんの可愛さに、ではない。 それもまあ、認めるけど。 だって浴衣姿でこどもたちと縁日のヨーヨー釣りなんて、どう考えてもあざと可愛いすぎるでしょうが。私がもし20代男子だったら、このシチュエーションでデートの相手にガッキーが来たら…ってつい妄想しちゃうと思うけど。 そうじゃなくて。 バックに流れているこの曲の歌詞が耳に飛び込んできて、リフレインがとまらない。 きっとこの世界の共通言語は 英語じゃなくて笑顔だと思う