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不器用な人ほど勝ち組になる理由


器用で何でも無難にできる方がいいじゃん!
って一般的には言われますが、
人生を楽しむコツは不器用さです。


器用だとある程度の結果はすぐに出せます。

が、本人がそれを楽しめるかどうかは別です。


結果がすぐに出るので、
「すごいね」って外部からの評価はもらえます。

ただし、内的に心から満足できることは少ない。

「なんとなくやってみたら、できるんだよね〜」
(何でみんなできないんだ…)って感じです。

褒められるし、承認欲求が満たされるからとりあえずやる。

でもそんな動機では
やる意味を失って長期的に続かずに、
飽きてまた別のことに挑戦する。

その先でも器用なので
ある程度の結果が出てしまう。

ずっとこのループから抜け出せずに、
深い満足感を得ることなく時間を消費し続けます。


不器用だとさっきと逆になり、
結果はすぐに出せません。

が、
小さな成長を体感できるので
過程を楽しむ事ができます。

外的な評価はほとんどなくても、
内的には満足感を得られます。


表面的にみると
不器用な方がコスパは悪く、
器用はコスパがいいです。

しかし内面的にみると
不器用な方が楽しくて、
器用は楽しくないです。


人の価値を左右するのは
労力の総量だと思います。

プロ野球選手、格闘選手、Youtuber、起業家etc…

彼らが活躍できるのは
これまでに多くの労力を注いできたからです。

その道のりでは
1年、2年頑張った程度ではなく
5年、10年と労力を積み上げてきました。

だからこそ、
人間としての価値が磨かれ、その場所に君臨しています。

彼らもまた器用ではありません。
器用だったらすぐに結果を出して、別の分野に進んでいるはずです。


こうやって考えてみると
それなりの地位を獲得するコスパって悪いです。

不器用なりに歩んできた道中では
失敗、挫折、悔しい思いを何度も経験し、
それでも諦めずに挑戦してきた事でしょう。

「馬鹿じゃないの」と言われたり、
「お前には無理だ」と笑われたり、
諦めるタイミングなんて無限にあります。

それでも自分の心の声と向き合い、前に進んできた。
だからこその成功です。



人の価値は、
生まれた段階ではほぼ同じです。
みんなレベル1からのスタートです。

つまり、自分の意志で何をするのかが大事になります。

表面的なコスパだけを考えると
自分の価値を磨かずに、何でもお金で買った方が楽です。

自分で木を伐採して、デザインして、加工して、組み立て、表面処理をしてテーブルを作るのは手間です。
完成したテーブルを買えば30分です。

でもその二つのテーブルには圧倒的な労力の差があり、価値も違います。

自分で作ったテーブルの出来が悪くても自分にとって価値が高く、
買ったテーブルはどれだけ出来が良くても価値は高くありません。


価値は支払った労力で決まります。

なので、
サラリーマンみたいにコスパ良く労力の対価が得られるシステムも
満足度は低くなるんだろうなぁって思います。

仕事を選ぶ時でも
自分の内的な満足に基準を置いて判断する。

好きなことを選ぶとお金という面ではコスパが悪いかもしれないけど、
人生単位で見れば器用にこなしているだけでは内的な満足は得られない。
だったら不器用に自分の好きなことに挑戦する方がいい。

それだけで人間的な価値も持てて、深みも出てくる。



最終的に大事なのは
結果を気にせずどんどん自分の好きなことを不器用にこなしていくこと。

それが人生を楽しむコツです。


僕も引き続き
不器用にコツコツやっていきます。


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