詩「君だけ」2000年作品 未発表


澄み切った青空の果てに
失った何かを探して
切なくて遠い夢果てて
追いかけた雨の中
ぼやけてく真実の向こう
心から愛しくて泣いた
この部屋の宇宙の果ての
どこまでも裏切るのは
やっぱり君だけだ

限りない純粋の果てに
失ったすべてを探して
真実も理想も捨てて
めぐりゆく季節も逃して
重ねてゆく無駄な日々を
心からさみしくて震えた
人のない冬の公園で
どこまでも信じるのは
やっぱり君だけだ

どこまでも裏切るのは
やっぱり君だけだ


#詩 #3355   #未発表 #2000年

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