家族の愉快な会話の記録。
「自分以外の人がみんな立派で、自分がこの世で一番不幸で最低な人間だって思っちゃった時期があったんだよねぇ。そりゃ生きてりゃそんな時もあるじゃん?」
「へえ、こんなポジティブなママにもそんな時があったんだねぇ。そこからなんでまた元気になったの? オレがまだ16年しか生きてないっていってもさ、一応どん底だって味わった時あるし、消えてなくなりたい、いやそれは自分がってんじゃなくてさ、この目の前の悩みに消えてなくなってもらいたいんだけど、それが小さくならないから、苦しいとかあるわけよ。」
「うん」
「誰かが悪いならそいつのせいだけど、自分だったりするわけ、悪いのが。そういうのって最悪でさぁ。」
「あー、だよねぇ。だよねだよねぇ。自分が悪いんじゃんって気づいちゃうのって、キツイよねぇ」
「え、そういう時ってどうしてるの?」
「えー。最初の離婚でどん底になった時は、ほんとに、やりたいことがなくなって、やらなくっちゃいけないことしかなくって、なにこの生き地獄みたいになってた。やりたいことが見えなくなるのって、不幸だったなぁ。」
「まだそこまでなったことねーなー。ってかなりたくねーなー。いまは?」
「いまは、やりたいこともやりたくないことも山ほどあるけど、やりたいことやると、やりたくなかったはずの夕飯の支度とか、ムスコのお弁当作りとかをやるエネルギーがわくから、やりたいことやってる感じ?」
「助かります……」
高校生1年生の息子と、そんなおしゃべりをしていたら、隣りの部屋でワタシとムスコのやりとりを聞いていた大学1年のムスメがやってきて
「どんだけ賢い人たちお会話ヨ。ナニ喋ってんのか、ひとっこともわかんねかった。ヤバいくらいわかんなかった、ねえ、いまの解んないのヤバい??」
と大騒ぎするのが可笑しくて可笑しくて、大笑いした。
明日から推しの大阪ライブがあるそうで、そのために髪を赤く染め、オタカツグッズを揃え、ウキウキしているムスメ。
お金が貯まってから動くというより、とにかくライブはなでもかんでも予約する。抽選だからw
で、当たるとバイトに応募する。お金のために。
予定と違ってバイト不合格が続く。ふーんだ、もういいもんね、と開き直って髪を染め、グッズを売ったり推し活をしている。なんてことを1年繰り返しているけど、常に毎日楽しそう。
やりたいこと多めの19歳と、
やりたいことよりやらなくっちゃに押され気味の16歳。
やりたいこととできることに誤差があるけど、やりたいことはやってる57歳の会話は、トンチンカンでしたが、
愉快でした。
あ、登場しなかったオットはというと……
この会話はある日の22時半くらいの会話。
早寝早起きが習慣な彼は、とっくに寝静まっているのでした。
いちばん、やりたいように暮らしているね。
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