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【vol.3-3 2022春号】耳すま企画「WEリーグを自由に語り合う交流会」の様子

 4月29日(祝金)18時~20時半あたりまで、HUB大宮東口店さんにて、「WEリーグを自由に語り合う交流会」を実施いたしました。参加者は、
「ちふれASエルフェン埼玉」サポーターのユウタさん(耳すまTwitter仲間)と、「ノジマステラ神奈川相模原&サンフレッチェ広島レジーナ」サポーターのRaionojisan(耳すまInstagram仲間)さんと私の3人です。
 ユウタさんとは、サッカー旅本「サッカー旅を食べ尽くせ!すたすたぐるぐる埼玉編」のフットサル&交流会で2021年にお会いした以来でした。その時に、ちふれを応援しているお話を伺っていて、それを覚えていて、今回の交流会に誘うに至りました。
 Raionojisanさんとお会いするのは今回が初めてです。Instagramで頻繁に耳すまの投稿にいいね!してくださっており、ご自身も様々な投稿をされており、お声かけさせて頂きました。

ノジマ&レジーナサポのRionojisanさん(左)とちふれサポのユウタさん(右)

当日は、WEリーグの試合が既に3試合行われており、特にRaionojisanさんが応援しているサンフレッチェ広島レジーナと、この日優勝が決まるかもしれなかったINAC神戸レオネッサの試合の話でもちきりでした。ユウタさんはこの日お仕事だったため、試合を観てはいませんでしたが、なかなかすごい試合だったので、ハイライトを3人で振り返って見たりしました。

 ライター西出は、この試合の解説をつとめた川上直子さんあたりから脈々と受け継がれてきている女子サッカー日本代表のギャル系女性(川上直子さん→丸山桂里奈さん→川澄奈穂美さん→塩越柚歩さん)についてさかんに話そうとするなど、くだけた話も沢山しました。川上さんと丸山さんはともかくとして、川澄選手や塩越選手は果たしてギャルといえるのか?という論争も気になるところではありますが(!?)、女子サッカーならではの話題も沢山出ました。
 Raionojisanさんからは、女子サッカー界に対する愛情あふれる厳しい指摘も沢山していただきながらも、「女子サッカーっていいよね」「女性を尊敬します」といった暖かいお言葉も頂きました。
 WEリーグ開幕戦、熊谷で行われた2021年9月12日(日)ちふれASエルフェン埼玉VSサンフレッチェ広島レジーナの試合(3-0でレジーナの勝利)は、3人とも同会場で観戦していたようで、あの時のレジーナのサッカーの衝撃・魅力を共有することができました。・・・と同時に、その後、レジーナがここまで苦戦するとは思わなかったというようなお話もしました。そんなレジーナが、この日、優勝が決まるかもしれないアイナックと対戦し、0-3から怒涛の攻撃で巻き返し、敗戦してしまったものの、諦めない姿勢で最後まで戦い切り、ハイライトを3人で振り返ってみることができ、WEリーグの魅力を存分に堪能·共有することができたように感じました。
 Raionojisanさんの出身地は広島県で、だからレジーナを応援しているということもあるそうですが、Raionojisanさんの故郷広島への愛情は、この日会ったばかりですがビシビシ伝わってきました。特に、「広島の地に原爆が落とされ、そこから立ち上がっていくにあたってスポーツが大きな役割を果たしたこと」についての話は、出身者にしかお話しできないような貴重なお話ばかりでした。そういった経緯もあり、Raionojisanさんは、日本のプロスポーツが発展していく上で、「ストーリー」は非常に重要な要素ではないか?という問いかけも何度もされていました。女子サッカーにも歴史があるので、そのことをもっともっと大切に語り継いでいくべきなのでないか?とおっしゃっていました。「なでしこリーグ」公式サイトでは、「なでしこリーグの歴史」という連載コラムが2021年8月~12月にかけて、全22回にわたって掲載されています。Raionojisanさんのご意見を受け、私自身、不勉強なところが多くあるので、改めて、日本の女子サッカーの歴史を、このコラムからも学びたいと思いました。

 私とユウタさんは2021年9月にWEリーグが開幕して以降、女子プロサッカーに興味を持ち始めた勢ということで、約8年ほどノジマステラサポーターを続けてきたRaionojisanさんとは知識量が違いますが、それでも女子サッカーを応援していきたい想いは一緒です。奇しくも5月1日(日)14時キックオフ、熊谷にて、ちふれASエルフェン埼玉VSノジマステラ神奈川相模原の試合が開催され、即興で、一緒に行きますか!?という話にもなりました。
 今回、こうして実際にWEリーグチームのサポーターさんとお会いし、お酒を飲みながら交流会を開催できたこと、深く考えて企画したわけではないですが、とても楽しかったですし、やってよかったと思いました。とりとめもない何気ないコミュニケーションが、女子サッカー、WEリーグの発展に、実は大きな力につながっていくのかもしれません。
 ユウタさん、Raionojisanさん、読んでくださった読者の皆さん、ありがとうございました!


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