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CONNEXTION 12/31大阪フェスティバルホール


ドラム:エノさん
ギター:コレスケさん
ベース:カツヤさん
キーボード:タクマさん


大晦日オープニングアクト含めて4組の
アーティストが出演する

全体を見てもyamaさんのファンらしき
人はあまり目立たない。
…というか、観客の年齢層は割と高め?
開演前に本を読んでいる人が多い。

感染対策の為か座席も一つおきに
離されていて、固まって盛り上がる
という感じがしない

チケットに書かれていた座席の位置は
嬉しいことに4列目…
しかも一列目は人を座らせず
更にニ三列目も人がまばら
…かなり良い席だ

でも、後ろの家族連れのお父さんが
「次は…誰だ。」とブツブツ言ってる

そこはかとないアウェイ感…
8月のHIGH HIGH HIGHを
思い出した

「これは…立って盛り上がっても
大丈夫なのかな…大丈夫だよね…」

となりの席のMちゃんと話した

離れた後ろの席にいるNちゃんとS君に
「みみさん達前の席の人に
立ってもらわないと」
と言われていた為、責任重大。

胸中は不安でいっぱいの開演だ


いつものBGMが流れる
まだ誰も立たない

すると客席のどこかから
期待を表すかのような
大きな手拍子が聞こえてきた

Mちゃんと勇気を出して立つ

周囲も立ち始め、拍手がだんだん
大きくなる

メンバーが徐々に出てきて
最後にゆっくりとyamaさんが登場。

エノさんのカウント
さあ、始まるぞ!!

春を告げる

福井、仙台と同じく
ヒット曲からのスタート

席立つかどうか悩んでいたが、
やはり始まってしまえば
怖いものはない

手拍子も思ったよりも周りから聴こえてくる

春を告げるはみんなも
知っているから盛り上がる

yamaさんの声、今日も楽しそう
歌い終えると福井の時と同じく

「yamaです。よろしくお願いします!」
と自己紹介のMCを

すかさず「カンカンカンカン!」

Down town   

曲が始まると、福井の時と同じく
yamaさんは左側(私たちがいる方)
に下を向いて照れながら近づいてきて
歌ってくれた。

揃いのタイダイフーディーを着て
めちゃくちゃ盛り上がっている
私たち3人を見て
なんとなく微笑んでくれた様に感じた

「あー。もうダメ」も、目の前で
歌ってくれて…とても嬉しかった

また照れながら次はステージ右へ
移動し歌う

ちょっと下を向きながら
歩いていく姿と
カッコいい声とのギャップ…

もうこの曲本当に大好き

次の曲はエノさんのいつもの
元気なカウントの声でスタート!

あるいは映画のような

「カチャッ」の所は暗かったけれど
シルエットでかすかに首を左に
曲げているのが見えた

カツヤさんのベースソロは
今日は一段と速い
コレスケさんはもうギターが
見えなくなっているんじゃないかと
思うくらい首を上下に振っている

相変わらず楽しそうに演奏する
バンドメンバーたちに応える様に
観客は拍手で応援
前の席の人達もみんなノリノリだ。

a.m.3:21


安定の歌声からのスタート
観客も続いて大きな手拍子で盛り上がる

おしゃれな曲にぴったりの
ピンク色の照明がとても素敵だった

yamaさんの歌声は伸びやかで
時に切なく優しく響き

いつも上手いのだけれど
今日は改めて


「yamaさん、メッチャ歌上手いな!」


なんて今更しみじみ思ってしまった。

前の席にいた誰のファンか
わからない位のちょっと大人女子が
この曲にめちゃくちゃノッていて

「この曲はやっぱり人気があるんだ!」
と実感して嬉しくなった

スモーキーヒロイン

暗闇の中、ピアノから始まる重厚なイントロ
黄色い照明がカッと背後からが
照らし、シルエットとなり歌い出す


この曲だけはスタンドマイクだ
福井の時と同じく
yamaさんはステージに向かって
少し右側を向いて

この難解なリズムと
音程の曲を流れるように完璧に歌う

声に艶があって伸びやかで
神がかったカッコ良さだ…
思わず頬が緩んでしまう

曲が終わると一瞬の静寂の後、
2度目のMCが…

「改めまして、yamaと申します。
大晦日を一緒に過ごすことが
できて光栄です。

少しでも楽しんでいただけたら
嬉しいです」


そして大きな拍手の後…

Oz.


今日のyamaさんは特に声に力がある
時には背中を丸めて
時には上を向いて
噛み締めるように心を込めて
歌っているから

歌詞の一つ一つが心に響いてくる

「あなたが弱いのなら
僕の弱さを見せるから」

「あなたが強がるのならば
君の弱さをそっと抱きしめるよ」

まるでyamaさんとファンの私達
みたいだな、と思った

「ひとりぼっちにはさせないでよ」
「ひとりぼっちにはさせないよ」

今年の5月、yamaさんの事が好きで
たった1人でtweetしてたら

偶然オフィシャルアカウントさんに
リツイートして頂き

たくさんの人から「いいね」を貰ったり
リプを貰ってフォローし合った

…気がついたら日本中に
yamaさんの魅力について語り合う
たくさんの仲間ができていて

ツアーに行く先々でお会いできたり
一緒にライブに行く仲良しも出来た

配信ライブ
全国ツアー
アルバム発売
ファンクラブ発足


毎日何かしらのニュースがあり
仲間達とワイワイやり取りをした

仕事やプライベートで
疲れたり傷ついたりしても
ここに集まると元気をもらえた

本当にこの一年、楽しかったな
ありがとうyamaさん

あなたの声に引き寄せられたら
ひとりぼっちじゃなくなったよ

真っ白


タクマさんのジャズのような
儚い雰囲気のピアノソロ
そのうちにゆっくりとした
真っ白のイントロに変わる

今日の真っ白も
本当に本当に
素晴らしかった

左を向いて 
斜め上を向いて時折左手を
動かしながら
気持ちを込めて歌う

最初橙色だった照明は
いつの間にか真っ白に

光の筋に照らされて歌っている
yamaさんの声が、姿が、

あまりにも完璧すぎて

今日はより一層
歌詞の内容がズドンと胸に来た
ああ、私はやっぱり
yamaさんの声に恋をしているんだなぁ

しみじみと思って胸が熱くなった

「この一年、本当に本当に全力で
頑張ってきてくれてありがとう」


そんな感謝の気持ちでいっぱいになって
涙が滲んだ


…なんて感動していたら…


「痺れちゃうくらいに痛くてさ」

「!!!」

麻痺



ちょちょちょ!!!待って待って!

ここで出るか!

情緒が追いつかないよ!


慌てふためいて、
もうなんだか笑えてきた

そんな私をよそに
バンドメンバーもyamaさんも
パッと切り替え、ぐいぐい押してくる笑


演奏もバッチリ決まってカッコ良い!
気持ち的に遅れをとりながらも
中盤くらいからやっと切り替えて
いつも通り飛び跳ねて弾けた

まるで感情のジェットコースターの様な
スリリングな時間を共有できる


これもライブの醍醐味だ!!!


曲が終わり、いつものバスドラの
「ダンダンダンダン!」が始まった

大盛り上がりで手拍子の中、
yamaさんの「最後です」の声が
かすかに聞こえる


世界は美しいはずなんだ


yamaさんの背後から
明るいライトがカッと照らされ
この場を楽しんでいるシルエットが
浮かび上がる


今やライブにはなくてはならないこの曲

一緒に歌う事や
歓声を上げる代わりに
私達は手を高くあげて拍手する


この曲できっと今日のライブは
終わっちゃうけれど
不思議と今日は寂しいとは思わなかった

この場を楽しんでいる
yamaさんを感じられて
本当に嬉しく思った

また次のライブで会えるから
楽しい時間を共有できるから

むしろそれが嬉しくて楽しみで

満面の笑顔で終えることができた

「君が笑った顔をいつまでも忘れないように」

コレスケさんがギターを高く高く掲げた


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