Hajime Susukida

私はどこに向かっているのだろう。鉄道業10年、福祉業25年、途中、更年期障害でダウンし…

Hajime Susukida

私はどこに向かっているのだろう。鉄道業10年、福祉業25年、途中、更年期障害でダウンした時もあったけれど、今は中性脂肪も血圧も元気一杯、家族は進行性難病と闘うカミサン、成人した男子2人と柴犬もどきが1匹、日々のあれやこれやを還暦を迎えたおっさんが書き散らかしてます。

マガジン

  • 自転車ばなし

  • 本ときどき書評

    読書は大好きで、いい本に出会うと、この本もう一度読むと、腑に落ちるだろうなと思いはするけれど、他に読みたい本だらけ、だから立ち止まって書評なんて、なかなか書けないのです。

  • 現場からの福祉

    当事者の生きたい生き方が出来ない。 いつまで経っても不完全な制度や仕組み、 どんなに組み合わせても私たちは満足出来ない。 求めているのは、皆さんがしている普通の暮らし。。

  • 雑文のおもちゃ箱

    片付かないおもちゃ箱、木々や廃材を集めて造った秘密基地、 ごっこ遊びの数々、半世紀の時間が経ち、それらの遊びは出来なくなったけれど言葉の遊びは、まだ始まったばかり。

  • 家族のはなし

    難病のかみさんの来し方行く末、 支えているのか支えられているのか微妙な私、 子供たちは勝手に成長し、 たくさんの失敗の山を積み上げて行く。 そんな家族の足跡を残して行きます。

最近の記事

仕事納めライドだ

 仕事納めとは言え、まあ例によって年内に仕事が納まった試がない。どっさりと来年に持ち越す算段を決め込んで、やっぱり今年最後の自転車通勤だ。  行きがけには、創業66年くらいだと言う馴染みの印刷屋さんのパソコンサポートに立ち寄る。元気な柴犬に吠えたてられて、92歳でまだ現役、元気な社長夫妻に暮れの挨拶をする。障害者運動に関わる中で様々なチラシ、パンフレット、冊子を破格の値段でお願いしてばかりだった。社長も然るもので、納品日がイベント当日なんてこともしょっちゅう。30年を超える

    • クリスマス・イブを走る

       この週末は佐伯市の元越山登山を計画していたけど、ここのところの急激な寒波に恐れをなして中止にしてしまった。ところが昨日あたりから少し緩んで来たので、クリスマスイブの準備体操として急きょ、7時45分に自宅スタートということになった。  寒さが緩んだといは言え冷たい、指が痛い。気温は0度だから当たり前か。グローブがちょっと薄手だったか、冷たく痛い思いは学びが大きいはずなのに、去年も同じこと言ってたような気がする。特に左手の親指だけが冷えて痛いのは、血流に問題があるのかも知れん

      • 社会学してみる

         ここ数日、岸政彦の日記みたいな本を読んでいる。何と言うんだろう、世の中のどうでもいいようなことに如何に気づくか、社会学者の職業病なんだろうか、そういう性格故に社会学者になったのか定かではないけど、そのどうでもいいようなことを如何に文字にするかが勝負なんだと読み取ってしまう。  例えば、読みかけの本を取り落とした時に、落としたことよりも、本に挟んでいた栞が本から抜け落ちたことにショックを受けて、一人であーっと声をあげることがある。或いはトイレットペーパーの芯に僅かに巻き残っ

        • おおいた口唇口蓋裂・親の会かけはし

           なになに「おおいた口唇口蓋裂・親の会かけはし」と「大分口唇口蓋裂友の会レインボー」というのがあって、今日、参加したのが前者、親の会なんだな。たまたま我が家の長男は当事者として私は当事者と親として一緒に参加することになった。  参加者は皆さん若いお父さんお母さん方が多く、医師に看護師、医療関係者、会場のあちらことらに可愛い子供たちが遊んでいいる。堅苦しくないふわっとした雰囲気がいい。  岩本代表の司会に促されてそれぞれの自己紹介、その後は自己紹介の中から話題を繋いで、思うとこ

        仕事納めライドだ

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        • 自転車ばなし
          66本
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        • 現場からの福祉
          12本
        • 雑文のおもちゃ箱
          147本
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          23本
        • みみずくの準備体操
          26本

        記事

          NPO法人大分県難病・疾病連絡協議会の連理事会に出席

           長いコロナのトンネルから抜けてようやくこうして顔を合わせて会議が持てるようになった。話題は難病連が運営する就労支援B型作業所の運営状況の報告から九州ブロックの交流など多岐に及ぶ。午後からは助成金セミナーがあるものの、私は所用があったので美味しい弁当と暖かい珈琲を飲んで中座。  就労Bの利用者工賃や作業内容の話は、20数年前に私が授産施設で働いていた頃と、工賃が少し高くなったくらいで仕事内容は何も変わっていない。所謂、軽作業だ。健常者がやれば早く正確にやれる作業、海外だとも

          NPO法人大分県難病・疾病連絡協議会の連理事会に出席

          圧巻の677ページ

           「荒野の向日葵」(野村 和志著)拝読させて頂きました。長い道のりを一緒に読み歩いた感覚にさせられました。障害当事者がご自身で書いた本では口述とは言え最高水準だと思います。感動しました、素晴らしい作品でした。とても自費出版の範疇に収まる作品ではないですよ。商業出版で沢山の人に読んで貰いたいと思いましたよ。  著者の自伝という一本の物語に、関わった様々な人たちの生き様と考え方まで、加えて、その時代、場所の背景、風俗までを実に詳細に、驚異的な記憶力から書き起こしたルポルタージュ

          圧巻の677ページ

          ソロライド100キロ

           二十四節季の小雪なのに暖かい。こんな日に家にじっとはしてられない。出かけよう。ソロライド100キロだ。  東西南北どっちに向かおうか。出来るだけアップダウンの少ないコースを選ぶことにする。9時半にゆるりと出発、海岸沿いに景色を楽しみながら佐賀関から一尺屋、下ノ江あたりを走っていたら、眼下にコスモス畑が広がっている。下って行くとおじさんが一眼レフに三脚で撮影中、聞けば耕作放棄地解消事業補助金なるものがあって、それを活用してのコスモス栽培らしい。なるほど畑の中のぽつんとコスモ

          ソロライド100キロ

          紅葉狩りライド by サイクリング部

           私が参加したのは夏に臼杵石仏の蓮の花ライド以来、今日は3名、この顔合わせは超久しぶりだ。集合場所はローソン上戸次店、それぞれが自宅から10数キロ走って来る。今日は春を思わせる暖かさ。他にもバイカーたちのツーリングの集合場所としても賑わっていた。お蔭でトイレもレジも行列だ。こっちも準備が整ったところで9時半のスタート。目的地は野津町の普現寺だ。さあ紅葉の頃合いはどんなだろう。  揃ったところで出発、10号線を筒井の交差点まで南下して、交通量が少なく風光明媚な25号臼杵上戸次

          紅葉狩りライド by サイクリング部

          志高湖廻りハイキング再び

           11月3日の下見ハイキング11.2キロに続く、本番ハイキングは参加者の体力を考慮して、小鹿山_志高湖から時計回り7.1キロに設定してみた。現地の気温7度の快晴、昨日の極寒に当らなくて良かった。参加者は下見経験者3名とこのコース初見さんが2名で9時20分のスタート。目的は小鹿山(標高727m)と大将軍山(標高486m)をクリアすることだった。因みに志高湖の標高は600m。  さて、スタート地点は間違いない、コース取りも夕べからネットで、今日も地図で何度も何度も確認した。前回

          志高湖廻りハイキング再び

          別府東山ハイキングレポート

           天気良かったなぁ。集合は志高湖駐車場、参加者は4名。前回、霊山に登ったメンバーだ。今日は標高600mに位置する志高湖の周りを一周すること。初めてのコースなのであくまでも下見ということにした。さて一周と言っても様々で、志高湖を1周1,8kmの30分コース、志高湖の東端から神楽女湖の遊歩道を歩き, 神楽女しょうぶ園を廻る3,5kmの1時間コース、神楽女しょうぶ園を過ぎ、神楽女・おじか遊歩道を森林浴しながらおじか迄登る7,1kmの2時間コース、どれも下見としては物足りない感じがし

          別府東山ハイキングレポート

          次男の誕生日

           むむっ、奴は幾つになるんだ。かみさんに聞いたら28か9かな。本人に聞いてもよう判らんと言う。もちろん私も29か30のどっちかだ。こんな年齢不詳ではないけど、自他ともに不認識な年ごろなのか。私がその年の頃は30の大台に乗りたくなくて足掻いていたような気がするが、次男は泰然自若として、何か欲しいものはあるかと聞いても、特にないと言うし、母さんの奢りで食べに出るかと言っても、いや面倒臭いと返って来る。  ちゃんとと言うか、ちょっとネットの年齢早見表で調べたら29歳になることが判

          次男の誕生日

          7人で登ってみたレポート

           24節季で寒露とは言え、ここ霊山の登山口の一つ内稙田はまだやっと秋めいて来たところ、樹々は緑時々、風に枯れ葉が舞うくらいだ。日曜日の今日、天気は秋晴れ、参加者は7名、今年の3月11日に高崎山に登った時に、知り合った佐伯の女性お二人も参戦、夢ひこうせん登山部から男性1名、我が社から女子3名、男子1名という構成だ。今日の特色はコテコテの山ガール、山ボーイが居ないこと。ほぼ全員がこれから山ボーイ、山ガールに育って行く人たちだろうか。知らんけど。  とにかく、3月以来の再会を喜び

          7人で登ってみたレポート

          運動の火

           やっと秋らしくなった週末、土曜日の午前中は大分トキハ前で「優生保護法裁判に正義・公平の判決を」最高裁に求める街頭署名活動に参加。秋のイベント最盛時期と重なったこともあって、トキハデパート前の人出は驚くほど少ない。道行く人に声を掛けチラシを手渡す、署名をお願いする。  さあ適当だけど10人に一人がチラシを受け取ってくれて、30人に一人が署名をしてくれる感じだったろうか。  私はチラシを担当したけど、面白いのよ。チラシを受け取る人より、受け取らない人の受け取らない振舞いが三

          要望と回答並びに意見交換のズレ

          難病患者(団体)と大分市との意見交換会に出席、所感として少しだけ。  難病患者団体からの要望事項は24項目に及ぶ。事前に大分市に書面で申入れしておいて、この意見交換の席で書面で回答を頂いて、その回答についての意見交換をする形式だ。出席者は患者団体が11名に対して、保健所7名、障害福祉課他各関係課から19名が無相対する形で進行して行く。  一つ目が私が事務局長を務める患者会のだったので紹介するとこんな感じ。 要望事項 「通年かつ長期」の考え方について(大分SCD・MSA

          要望と回答並びに意見交換のズレ

          100キロ翌日の回想

           起き続けること40時間、歩き続けること24時間の後の8時間の爆睡、気持ちの疲れは達成感で全くなし、ただ身体の疲れはしっかりと残って痛みと軋みとして張り付いている。それでも動き始めの痛みとギクシャクをやり過ごしたら日常生活には問題なし。今日が体育の日なんだ。一緒に頑張ってくれたシューズとリュックサックを洗う。洗いながら昨日のことが走馬灯のように頭に浮かぶ。  100キロウォーカーあるあるなんだろうか。マメ予防で巻いたテーピングがきつくてマメの痛み以上に締め付けの痛みがゴール

          100キロ翌日の回想

          100キロウォークレポート

           自転車通勤をベースに8月に130キロ、9月に170キロのウォーキング練習を経て、体重もリュックサック3キロ相当の減量に成功して本番の今日、天気は曇りで明日が雨だ。参加者は3,800人とスタート地点の河川敷は人で埋め尽くされている。今回ついについに会社の若いスタッフが一緒に参加してくれることになった。  さて、12時に順次にスタートが始まって、私たちがスタート出来たのが13時過ぎになってしまった。この間、参加者のウオッチングを楽しむのだが、まあ老若男女は言うまでもなく、年齢

          100キロウォークレポート