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韓国で革工芸の資格を取得する

〚国際資格検定院の革工芸指導者資格とは?〛

・革工芸指導者について

多様な種類の皮を活用し簡単な小物から鞄まで、多様な実生活用品、装飾用品を作る革工芸を指導したり、革工芸に対する実用的な情報と材料、道具の使い道や活用法を指導する専門家のことを指します。

・革工芸指導者の資格をを取得するメリット

教育機関、地域センターで革工芸分野の授業やワークショップを行えるだけでなく、商品の販売や、お店を持つこともできる。

〚資格の難易度〛

韓国での資格ですので、全て韓国語のテキスト・試験をパスしなければなりません。また、革に関する知識が0の場合は、とても覚えることが多い資格と言えます。しかし、日本で革の仕事を5年半経験した私が受験し感じたのは、基礎知識と韓国語が読み書きできれば、とても簡単に取得できる資格だったということです。

〚資格取得の流れ〛

①国際資格検定院から講義の開始時期を把握する。
②革工芸指導者の受講募集が始まったら、国際資格検定院に新規会員登録をして受講申請を行う。
③全15回のオンライン講義を受講する。
④試験期間内に試験を受ける。(2級に受かると1級の資格も受験可能。)
⑤合格後、受講料を支払い、紙の資格証とカードタイプの資格を郵送してもらう。

〚講義の進行速度〛

講義1回につき、25〜30分。仕事をしている場合もストレスにならないです。しかし、受講期間は4週間となっており、その期間で150ページほどあるテキストを読み、講義を見て、復習までするとなると結構な量になります。また日本人であるため、韓国語の専門用語に苦戦することも。簡単な資格とはいえ、韓国人より内容理解に時間がかかるので、時間が空いたら手をつけるようにしないと、前に進みません。

〚資格をとって思ったこと〛

資格勉強をしている際、旦那に言われたのですが、簡単に取得できるので韓国人からしたらあまり意味のない資格らしいです。言われた通り、実技もなくオンライン受講で取得しやすい資格なだけあり、就職が有利にならないのも理解できます。そして、ワークショップをするにあたって、資格がある方が参加者に安心して参加してもらえるくらいの効果しかないのもわかるのですが。それでも、私が取得したのは、韓国で使われる専門用語や道具の名称くらい頭に入れておかなければと思ったからです。もし今後、韓国で革業界に携わりたいなら損のない情報を知れる機会だと思ったので勉強することにしました。

資格勉強の間感じたのは、教え方の順序を知れたことや韓国で流通している道具を知れたことがとても良かったです。そして、作業するときに使う韓国語『たたむ』『縫う』などの表現に触れることができたのも、とても良かったと思いました。

外国人だからこそ、ただの資格取得勉強ではなく、語学勉強や翻訳の練習にもなる。1つの学びが3つ4つと広がる可能性があることを知りました。もし、資格取得に興味がある方は、挑戦してほしい資格でもあります✨

⭐︎革工芸指導者資格・リンク↓

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