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壊さなきゃ新しいものは作れない

たくさん図面を描いて
いよいよ、我が家のリノベの第一歩がようやく動き始めました。

しかし、普通なら建築家さんや工務店に希望を伝えて図面を描いてもらい、
それに対してどーのこーの言って、これで行きましょう!となったら、
あとはほぼお任せ、というところを

自分たちで図面を引いて、オットがリノベを遂行していく、、、

器用だし、融通も利くし、日曜大工は得意で、
こまごました仕事は今までも請けて来たけど、
オットは大工ですが、早期退職脱サラリーマンからの、なので、
住みながらこの家の壁をぶち抜き、屋根を壊し、柱を立てたり
窓枠付けたりして行くことに、ほんまに大丈夫?と、
私のドキドキは止まらないのです。。。
オット曰く、まあ最悪、家が傾くかもな(笑)と、、、

そもそも、壊す、ということが私の人生において、やったことがないこと。
オットは、壊すの大好き。作るの大好き。
私はそのままにしながら、改善していくのがせいぜい。

でも、このチャレンジは、私にとってもすごく大事なプロセス。
壊さないと、新しいものは作れない。
そうなんやよ、そうなんやけど、こわい。

壁を壊すことを考えただけで、心が震える😢
壊すって、心が痛い。

でも、この思い切りの悪い自分とさよならしないと、
庭づくりだってできない。

我が家の庭も、木を切れない私が放置してきたのを
2年前に、子どもたち先導で、ソーラーパネル撤去から始まり、
古い木をどんどん抜き、根っこを掘り上げ、土を耕し、、、
どんどん壊されて行く庭を前に、その時も💧💧💧となっている私に、
「お母さん!今から素敵な庭を作るんやで!大丈夫😊」
と末娘に励まされながら作業をしていました。

庭仕事に行った現場でも、施主様の希望で大きく育った木を抜く作業では
心が痛くて、私だったら抜かないのに、、、と思う始末。
これじゃ、独り立ちしても仕事にならないな、と思うようになりました。

思い切りの良さ、決断。
そこが私の課題です。

木を切ることは必ずしも木の生命を断ってしまうことではなく、
更新させることもできる。
植物って素晴らしい生命力で、切っても切っても、そこからまた芽を出します。
古くなって、栄養が行き渡らなくなって、苦しそうな木は、伐り戻してまた、新たに芽吹かせる、ということができることを知って、
私はかなり救われました。

家も、愛着があっても、かなり古びているし、きれいにしてあげましょう。
破壊から更新へ。
手を入れて大事に住めるように、子どもの頃大工になりたかったオットが好きなように改築できるようにと願ったのは私。そのために買った中古の木造の家なのだから、オットがやりたいことは全部やろう。

こうやって書いていて、少し腹が決まりました。

この家は、子どもたちが伸び伸びと暮らせるように買った家でもあったけど、もう三人とも独立した今、私たち夫婦には広すぎるので、親しい人たちに喜んでもらえる空間に生まれ変わらせることにしたのだから、みんながやって来て、わあ!って面白がってくれる家にしたい。

今までは、古い家の良さでみんなにくつろいでもらえる家だったけど、
使ってもらえる家、集まりたくなる家、ご飯を食べに来たくなる家に。

私も、壁を壊したりすることも楽しもう。人生でそんなに経験できることじゃないもんね。

そして、ガレージを壊して、玄関までのアプローチは、私がデザインするので、それも楽しみです。図面もたくさん描いて、妄想を膨らませていますが、そろそろ、現実的に資材の調達などもしないといけないから、絞って行かないと。

4月からは、大学も4回生になるので、卒業制作への厳しい日々が始まる。
できるんだろうか、、、できる気がしないけど、いつもなんとかなるから、
リノベしながら、庭を作りながら、勉強も頑張ろうと思う。

1年後、やりきった~~~!って笑うぞ😊

下の記事は、庭づくりの続き🌟~イベント開催前まで



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