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納得することが大事~「疑義申請」してみた件

大学の課題の採点が戻って来て
点数を見て愕然!

あんなに勉強して、抜け目のないはずのレポートを書いたのに、
なんで64点????かろうじて「可」って、なんで?
納得いかん!

と、点数を見た瞬間、頭に血が上った。。。

珍しいことなんですけど、普通ならそこまで思わないし、
なんで私こんなに怒ってるんだろう、と冷静に考えました。
まあ、図書館に篭もって、たくさんの文献を読み込んで、出題の文章に沿って書いたつもりだったので、納得がいかないだけではなく、出題主旨と評価が合っていない、と思った、という感じかな。

オットにも、レポート課題の出題文とその主旨も見てもらい、
私のレポートの説明もしました。
すると、「大学に言うてみたら?」と言われました。

え~~~~!!!そんな大それたことできない~💧
でも、聞いてみるくらいならいいか、と(どういう違いや)思って
問い合わせのメールをしてみました。
「講評を読んでも、どこが悪いのか、その減点の意味が分からないので、教えてください」と言う内容。

すぐに大学側から返信があり、
「疑義申請をするか、ただの質問として扱ってよいか?」ということでした。疑義申請をすれば、再度採点ということになり、別の教員からの採点も受けられる。ただの質問なら、採点した教員から、返答が来る。

オットと話をして、ちゃんと第三者の採点をもらった方がいいな、ということになり、疑義申請なるものをやってみました。

それで面白いなと思ったのは、
本来、先生方が、私たち生徒の書いたレポートが、出題主旨に則っているのか?を採点するのが成績評価ですが、
これで、レポート課題の出題の主旨や採点の仕方がどうだったのかを、こちらが問う形になったわけです。
過去に仕事としてお客様に出す文章を練ったり、会社に稟議書を書いたりしていたオットは、とてもそこが緻密だし、私自身もパソコン教室を一教室任されていたので、受講生が納得のいく、突っ込まれないような文章を書く、ということはかなり配慮しながらしていたという経緯もあり、段々仕事モードになって、、(笑)

仕事でそういう文書を書く時というのは、かなり繊細に気を配りながら書かないと、稟議も通らなくて仕事が進まない、お客様のクレームにつながる、うまくやれば仕事がちゃんと思うように進み、お客様の納得を得られ、喜ばれる。

そんな仕事をしていた身からすれば、今回のレポートに対する講評の文章と採点が納得がいかない。

でも、異議申し立てなんて、やっぱりそんな大それたこと~~~~💧
という私に、
「若い時やったら、単位くれたらいいねん。卒業出来たらよかったかもしれんけど、この歳になってこうして勉強に来る者は、自分自身の納得のために勉強してるんやろ?結構、こういう異議申し立てする人、いるんやと思うで。だから、こういう仕組みをちゃんと作ってあるんやろ。この大学は、そこをきちんと返してくれるんちゃう?」とオット。

背中を押されて、それでは、、、、😅と、「疑義照会」というものをやってみることにしました。

なるべく簡潔にまとめること。
言いたいことが最初にはっきりスッキリ書かれていて、その説明を簡潔にあとで箇条書きにすること。

など、オットが見てくれて、A41枚にゆとりをもってまとめるようにしました。レポート課題も、この一年で結構書いてきたから、書き方もだいぶ慣れて、それはこの学校で学んだお陰です。

オットは、オブラートに包んだらこちらの意図が伝わらない、はっきり書けば?と、何度も言います。

「出題文の主旨と講評文との間に矛盾がある」とか、
「講評文からは、この採点になる意味が読み取れない」とか、
ハッキリ書け!というのですが、
私的には、「そんなおこがましいこと~~~。専門家の大学の先生たち相手やで~~~💦」と言っても

「関係ないやん。思っていることをちゃんと書かないと、さらっとかわされたら、腹立つやん」

そらそうや、、、きっと、腹立つだろうな。。。余計に。

ということで、ちゃんと向き合って、これが先生に対する文句ではない、
大人として、自分の考えを伝えて、その真偽を問う?ことに腹をくくりました。

その時言われた
「納得することが大事やねんで」というオットの言葉。

思えば私は、ちゃんと言い切る、ということができない性格なので、
結局、恨みつらみをたくさん残して来ました。
いつまでも引きずるんです。あの時、こうだったのに、あの人はわからずやだった、とか、あの人の言い方は自分よがりだった、とか。

でも、今分かるのは、それは私がちゃんと自分の思っていることを言えなかったから、相手を悪者にして変な納得の仕方で終わらせてきたからです。

50代も終わりになって、大学に対して、という半分公的なところを相手に、その練習をさせてもらっていると思えば、大事な経験です。
なかなか、個人相手にできるものではないから。それこそ、ヒリヒリしますよね。

それにしても、オットはその文章を一緒に練りながら、
「こういうのって面白いやん。自分はどの言葉を使うと相手がどう出るか考えたり。そういう、ヒリヒリ感も面白いやん。」と楽し気(笑)

私は、ヒリヒリ感が嫌いで、ずっと相手に逆らわない、受け入れる、ということを自分の修行の様にやって来た気がします。だから、恨みつらみの多いこと(笑)

教室で仕事をするようになって、「思ったことは伝える」という態度を身につける練習をして来たのですが、仕事ではできても、自分自身のこととなると難しい。

だけど自分なりにすごく頑張ったレポートだからこその「疑義申請」だったのだし、良い経験になります。


先生方は大変だな。変に経験積んだ大人相手だと、こうして突っ込まれちゃうし、、、先生たちより年上だったり、社会経験だけは豊富だったりするからね~。。。通信制の生徒って。

ということで、疑義申請、というのをやってみました。
結果は3月に戻って来るそうです。ドキドキします、、、悪く受け取らないでね、、、私が言いたいことが伝わりますように、、、私の意見が偏った見方であるなら、それがすっきりと理解できるような回答が来ますように☆

あとは、神様に任せて忘れておいて、試験勉強です!



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