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警察官の旦那さんをもつ奥さんへ③ 仕事の理解編

奥さんなら、旦那さんの仕事のことを理解しておきたいですよね。

ですがこと警察官に限ると、その想いをストレートにぶつけてしまうと夫婦の間柄がうまく回らなくなることも考えられます。

守秘義務がある職業柄、根掘り葉掘り聞かれるのは嫌な人もいるのです。

イベントを多く手掛けていた生活安全課の上司は、「奥さんには仕事のことを一切話してないから、自分が何をやっているのか知らないだろう」と言っていました。

てっきり子供向けの防犯イベントだったので、家族が来る人も居るのかと思いきや、同じ課の家族は誰も来ていなかったようです。

このように、徹底して守秘義務を貫いている人と、それとなく話している人と、程度の差はありそうですが、基本は職務内容を家族を含む一般人には話してはいけないこととなっています。

それは、事件につながる情報を話してしまったせいで、その事件が立件できなくなる可能性を潰すためであり、組織を守るためであり、本人にとっては自分の職や家族を守るためでもあります。

警察官はみんな、守秘義務を怠ったことで仕事を失うことも有り得る、と脅されていますからね。


これは同僚の男性警察官から聞いた話ですが、例えば専業主婦の奥さんが「今日はパトカーのナンバー1234とすれ違ったよ」と話すのに対して、(別に警察署内はナンバーで識別してねーからわかんねーよ)と思うそう。

新聞に載った事件のことを聞くと、(何も苦労を知らないくせに)といった気持ちになるとか。

疲れた時に、興味があることをアピールされると、更に疲れるそうです。


それに、休日で家に居る時くらいは、仕事のことは忘れて家族との大事な時間を過ごしたいと言っていました。

警察24時なんて家で観たくもないとか(笑)(←知ってる人が出ているときは別ですが。)

職場のことで話せることは旦那さんが自分から話すでしょう。

話し始めた時に、うんうん。凄いね、頑張ってるんだね!と聞いてあげればそれだけでいいのです。

一緒に居るときくらいは、家族のことに話題を集中させ、その時間を楽しみましょう。


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