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警察官の仕事と子育て③事前準備編

前回の記事の、「仕事を続けていくためには作戦を練っておく必要がある」という事について詳しくお伝えいたします。
実家や夫に頼れなかった私がやってきた子供のセーフティネットづくりのことについてです。

まずは良い保育園を見つけること。
自分以外に子供の成長を見守ってくれ、親である自分たちに寄り添って共感してくれる存在が居ることは心強いです。
それが、毎日の送り迎えで顔を合わせる保育園の先生であるということは、精神的に大きな拠り所となるものです。
保育園も決める前に、是非何件か見学してみることをお勧めします。
(希望する保育園に入りやすいかどうかは自治体によって様々なやり方があるようなのですが、公務員だから比較的入りやすい傾向にあるようです)
その際は、特に先生方の表情に注目してください。
疲れ切った顔をした保育者が多い園は、残業が多く、周りのママ友からの評判も悪くて、子供を第一に考えてくれてないところだという話も聞きました。
お迎え時間を絶対守れる!という確かな職業でない分、子供には安心して通える場所で日中過ごしてもらいたいものです。
私たちは日々混乱する事案を対応してきているので、この場所は何だかヤバそうだ、という園は、肌でわかったりもするのです。
保護者との信頼関係に重きを置かないような保育園にしてしまうと、余計な気苦労を背負ったりもしてしまいます。
大切な子供を託す場所なので、是非自分の目で確かめておきましょう。

次に、ファミリーサポートなどという制度に一応登録しておくこと。
送り迎えや、その後の預かりを頼むことができます。
子供を任せる前に面談があるので、大丈夫そうな人かは話して、場合によっては内部で調査してもらい、判断できる機会があります。
私は変な人と出会うことはこれまでありませんでしたが、一応垢の他人ではあるので、その地域の治安なども考えて、少し注意する必要があるかもしれませんね。

他には、子供が熱を出したときに利用するような病児保育もあります。
私も復帰直前に、病児保育は登録したか、などと聞かれましたが、そこまでする必要はあるのか疑問だったので、敢えて登録することはしませんでした。
仕事と天秤にかけたときに、どちらがより求められているものか考えたのです。
熱がある時くらい、親の役目を果たしてあげたいと私は思いました。


そもそも、子どもが熱を出すというのは、身体のごみを掃除していることなので、子どもの成長にとっては良い事です。
それより、日々身体にごみを溜めない生活を心がけることが大事だと思います。
具体的には、質素で品数が少なくとも手作りを心掛けてレトルトの食品に頼らなかったり、しっかり湯船に浸かり、寝る時間を早めにしたりと、日常生活に負担をかけないことを心掛けていました。
そして子供が風邪をひいた時の対応を、産前休暇の時を利用して勉強しておいてもいいかもしれません。
小児科に行っても薬だけもらって他の病気をもらってきたことが何回かあったので、自宅で手当をできる手段をいくつかもっておくと心強いですよ。
薬を与えて症状を抑えるより、熱が出る前に対処できることが自然療法でもたくさんあります。

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