見出し画像

電子観望ことはじめー機材編

2022年6月に思い立って、いろいろ調べるところから始めた電子観望。
この記事では、自分で調べて購入・構築した電子観望の機材のもろもろについて紹介します。
実は、初心者向けと言うよりは少し難易度の高い構成であると、後から気付いたのですが、その辺の失敗談も含めて、ご参考いただければ幸いです。
わかりやすい写真など、随時追記していきます(更新日:2023/03/02)
[まとめマガジン:電子観望ことはじめ

構成品の選択

電子観望にあたって、初心者向けで、できるだけ簡単に、でもそれなりに本格的な撮像はとりたい、でも予算的にもそれなりに抑えて、という点をコンセプトに、いろいろな方のサイトを調べてたどり着いたのが下記構成でした。

PC、ネットワークについては、もともと環境が整っていたので、新たに購入した製品群で12万円くらいでした。でも、結局構成全体では25万円くらいになってしまいましたね。。

機器それぞれは、現時点ではそれなりに満足感のある選択だったかなと思いますが、撮影ができはじめると、もっと性能のいいものがすぐ欲しくなります。
また、ケーブルや細かい備品も、便利にするために長いものや対応するものをあれこれ買い足すと、あっという間にいい金額を使ってしまいます。

鏡筒とカメラの組み合わせは、別の記事で言及する予定ですが、この組み合わせだと、画角として見える範囲がかなり狭く、光害も考慮すると、初心者向けとしては、もう少し広い角度が見える組み合わせの方が良かったとちょっと後悔しています。。

画角参考(Stellarium) 月は迫力ですがアライメントが難しい・・

組み立て・セッティング

何よりもベランダでの電子観望は、天気が良くて思い立ったらすぐ始められるのが最大のメリット。
南向きベランダのスライドサッシ側に、もともとデスクとPCを設置していたため、PCからカメラに直接ケーブル接続する長めのケーブルを用意。
経緯台はWifi接続できるので、ルータがWifiホストとなって家内ネットワークに参加させて、PCからカメラと経緯台を同時に操作できるのがとても良いです。
いろいろ試してみて、ひとまずこのスタイルに落ち着いています。

ベランダの設置状況

次の記事で、ソフトウェアあれこれや撮影手順などを書いていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?