東京某所、ベランダより電子観望
MACSY60, Ceres-C, AZ-GTi, SharpCap 4.0, SynScanPro 1.19.20,
Siril 1.2.0-b2
2023-05-28 02:01～03:09, Gain: 400, Exposure: 3.2s stacks: 4080sec
6.0等級, RA/DEC: 18h18m46.58s/-13°48'26.1'' (steralium)

昨年の夏に撮影したわし星雲が深夜のベランダ画角に入ってきたので、改めて「創造の柱」の炙り出しに再チャレンジ。先月にも一度トライしているのですが、薄曇りと位置ずれで十分に撮影できなかったので、今回はしっかり準備＆監視モード。
約１時間のスタックで、撮像右下の消しきれない経緯台の回転ノイズは残りましたが、特徴的な腕のようなかたちがしっかり炙り出せました。

中央に位置する散開星団の背景に、散光星雲が広がっており、右上の位置に暗黒星雲が覆っていて、その形が、くちばしと羽を広げる鷲のように見えるとか見えないとか。
また、今回のテーマである、中央の暗黒星雲「創造の柱」について、柱の先端にある星形成領域で、いくつかの明るい星が見られ、柱の本体は、星形成の領域からはじき出された、濃いちりとガスからなっています。
ＮＡＳＡのＨＳＴ、ＪＷＳＴなども何度も撮影を続けており、研究的価値も高い対象です。自分でも、ますます、いろいろ撮ってみたいと思います。

NGC6611 M16 Star Queen Nebula わし星雲 2023-05-28-02-01
NGC6611 M16 Star Queen Nebula わし星雲 2022-08-31-21-37