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NGC1068 M77 Cetus-A くじら座A銀河 2023-11-20-23-31

NGC1068 M77 Cetus-A-Galaxy 2023-11-20-23-31

東京某所、ベランダより電子観望
MACSY60, Neptune-C-II, AZ-GTi, SKYMEMO S/SW, SharpCap 4.0, SynScanPro 1.19.20, Siril 1.2.0
2023-11-20 23:38~25:39, Gain: 400, Exposure: 15.0s stacks: 7200sec
8.90等級 RA/DEC(J2000.0): 2h42m42.02s/-0°00'43.9'' (steralium)

 秋口から冬にかけて、天候の良い日は鏡筒を夜空に向けつつ、改めて原理を勉強したり、設定を見直したりして、研究を重ねているところですが、まだ満足はいかないものの、ベランダのほぼ真正面、上空を流れる1つの銀河をターゲットに撮りためた中から、1枚をご紹介。

WCS Information (Siril)

 くじら座A銀河は渦巻銀河で、距離18Mpcと、天の川銀河を超えてはるか遠くにあるにも関わらず、見かけの大きさ明るさはそれなりです。中心部には巨大なブラックホールがあるとされ、その極端な明るさと輝きから、活動銀河の一種であるセイファート銀河に分類される。研究対象としても非常に活発であるとのこと。

 試行錯誤で、露出時間やゲインをこねくり回してトライしていますが、思うような撮像には至らず。MAKSY60はとても優秀な鏡筒と思いますが、光害の影響と口径の限界もあり、銀河の渦状の形状、腕の構造や、周辺の光輪までは炙り出せず。まだまだ研究の余地があります。

試行錯誤その1
Sharpcap スタック画像


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