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「似合う、似合わない」とは、つまり「こういうこと」です。

「似合う」「似合わない」という表現が巷には溢れていますよね。
テレビでも雑誌でも、「これが私の似合う服」とか「似合う服をスタイリストが選ぶ企画」とか。かくいう私も「似合う」を提案する「シンデレラプランニング」を運営しています。
その中で思うのが「似合う」という言葉の汎用性が高すぎて、その定義が曖昧なまま、言葉だけふわっと広がっている勿体無さです。

似合うとは辞書で引くと「調和すること」「相応すること」です。
その主語はもちろん、「人」です。

例えば配色でオシャレに見える、着痩せして見えることは厳密には「似合う」とは言いません。
それらは「オシャレに見える」「痩せて見える」という文字通りの現象です。

「似合う」とは対象物と「人」とが調和する事で生まれる心地良い感覚です。
たとえば「服」と「人」が調和して美しく自然に見える(周りが心地よさを感じる)状態が「似合うファッション」といえます。

そして、シンデレラプランニングでは、88診断による個性分析から、「調和する美しさ」=「その人に似合うコーディネート」を提案するサービスを展開してきました。そして、その実績としてビフォーアフターを沢山紹介したり、文章でも綴ってきました。

が、しかし「写真の撮り方でアフターがよく見えるんだ」とか「すっぴんとメイク後の違いなんじゃないか」と言われてしまうこともあり、「そんな簡単な小手先の調整じゃ"似合う"という現象は起こせないのに」とモヤモヤしていたのですが、ならば「描いたら」どうだろうか?と思いつきました。

ということで、今回は「似合う」「似合わない」をイラストで表現してみます。

(・∀・)

まずは、これが似合う

88診断では『ソフトカジュアル』のイメージに近いファッションです。コミュニケーションが得意でグループにいると潤滑油のような働きをしてくれる人、人からよく相談されやすく、空気を読むのも上手。目立ちすぎず、控えめすぎないバランスの良さもあり。

そんな朗らかで親しみのある人が例えば豪華さのあるゴージャスを着ると

この違い。右のほう、違和感ありませんか?

こういう服は強く華やかな人でないと似合わないです。それは、例えばこんな人。

88診断では『ゴージャス』のイメージに近いです。
豪華絢爛。シャンデリアの下や、真っ赤な絨毯の上に立っていても存在感が出る人。頼もしく落ち着いていて、部下から絶対的な信頼を得られる経営者タイプ。

この人がさっきのソフトカジュアルを着たら、、

なんだか若作りしている感が出てしまいます。

信頼される頼もしさが陰り、なんか強そうな、だけど女性らしさをアピールしたいのかな?みたいな、なんともいえない不思議な印象になります。

同じ服で並べると顕著に分かりやすい「似合う」「似合わない」の世界。

全く同じ服なのに着る人によって見え方が全然違うのです。

日常でもありますよね?
友達だと可愛く着こなせるのに、私が着るとなんか違う。
「似合う」「似合わない」には、その人が一体どんな個性を持っているのかが大きく関与するのです。
単純な顔の良し悪しより、服と人の調和が印象に大きな違いを生みます。

イラストでもここまでビフォーアフターが再現できるとは、我ながらびっくりですが😊

このイラストではたった2つしか比較できませんが、実際は22テイスト、より細分化すると最低でも88テイストは「人それぞれに」「似合う」が存在します。

88診断は、すごく面白くて深い世界なのです😊

88診断のスクールも、ついにリニューアルして5月スタートです。(詳細はお問い合わせください)←こっそり宣伝。笑

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