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「LoGoフォーム電子申請」を始めた石川県加賀市に行って思ったこと①

こんにちは。Minaです。

2020年8月12日に、行政手続きにマイナンバーカードとxIDを利用した「LoGoフォーム電子申請」を始めた石川県加賀市。どんなサービスかなと思ったのと、ちょっとやってみたいこともあって前から行ってみたかったから、どんなところかなと思って行ってみました。

COVID-19の問題があるので、マスクと消毒も気をつけて、集まらない、距離をあけるに気をつけて行ってきました。

加賀市役所

ついたら雨が降っていました。ついてすぐに加賀市役所(https://www.city.kaga.ishikawa.jp/)に行って、これまでにオンラインでお話したことがある、生涯学習課の宮下さんと三嶋さんから加賀市についてお話を聞きいてみました。加賀市役所は大聖寺駅のすぐ近くにあって、近くには九谷焼美術館や寺院群があります。教えてもらっていたのに、間違えて写真の建物に入って少し迷ったのですが、生涯学習課はこの建物の道路の反対側の建物にあって、そちらに行きました。

最初の電子申請は加賀市人間ドック助成申請ができるようになったみたいです。電子申請サービスがどんなのか、どんな仕組みか見れたらいいなと思って行ったのですが、まだ始まったばかりだと聞きました。今回は申請画面などは見ることができませんでしたが、加賀市役所のサイトの「加賀市役所へ電子申請ができる行政手続き一覧」というページからダウンロードできるようになっていて、とてもわかりやすいです。これからこのページにどんどん申請できるものが増えるそうです。増えるのは楽しみです。

加賀市民ではないから多分できないだろうと思ったけど、xIDはインストールしているから試しに申請画面が見れるかやってみました。

加賀市LoGoフォーム

ここまでは進んで、xIDのアプリを開いてもxIDは反応しませんでした。申請画面とかをみてみたかったから残念だけど、加賀市民ではないから入れないのは正しいと思いました。

サイトの「お問い合わせ」には「イノベーション推進課」と書いてありました。加賀市から帰ってきた後で思ったのだけど、せっかく行ったから知ってる人はいないけど、どんなところかイノベーション推進課の窓口も見にいってみたらよかったです。加賀パフェも食べるの忘れたし、ちょっとお昼寝をしすぎてしまって総湯も行けなかったし、COVID−19の影響で小型電気自動車の温モビにもおやすみだったし、また行ってみようと思いました。今回は加賀市を歩きながら、電子申請と加賀市について考えてみました。

市役所では、加賀市の基幹産業というものについて、ルビーロマン や梨などの特産について、お寿司と蟹が美味しいということ、蟹ご飯と加賀パフェのお店、山中温泉、山代温泉、片山津温泉があり、総湯という温泉文化があるということ、CANBUSという周遊バスのこと、自動車がないと移動が難しいということ、歴史について、市の人口が毎年1,000人減っていて、消滅可能性都市と言われているけどなんとかしようとしていること、マイナンバーカードの申請で5,000円分の「かが応援商品券」がもらえること、加賀市人材バンクのこと、公民館や市民の人たちのコミュニケーションのとり方のこと、いろんなことを教えて頂きました。

加賀市観光情報

次の日は、晴れていました。もともと病院だった建物を利用されている「かが交流プラザさくら」に行きました。リニュアールされた「コンピュータークラブハウス加賀」(https://computer-clubhouse.jp/)をみてみたかったからです。自動車に乗せてもらって行きました。加賀市は1つの家に自動車が1台ではなくて、自動車は大人1人1台くらいになっていると聞きました。消滅可能性都市というのも自動車1人1台というのも、私が小さいころ東北地方太平洋沖地震の時に祖父母のところに避難していた兵庫県の朝来市や養父市と同じだなと思いました。車で1時間くらいで海があったり、夜は暗くて虫の声が聞こえたり、他にも似ているところもいろいろあるなと思いました。日本海側の日本は離れていても自然の環境も食べ物も似ているところが多いのかもしれません。

「かが交流プラザさくら」でも入り口でアルコール消毒をして、コンピュータークラブハウスも利用人数を制限されていました。COVID-19の対策をされています。普段の雰囲気や全体について知りたかったのでコンピュータークラブハウス加賀から写真の提供も頂きました。こちらです。普段の様子はマスクをされていないのでCOVID-19流行前かなと思います。

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こちらの写真の部屋には3Dプリンターやペンタブなどもあり、この写真の部屋の他にも、グリーンバックや録音用のマイクなどのある部屋があります。そこでは作曲や録音、撮影もできるようになっていました。

この日はちょうど、加賀市の交通安全協会が募集した交通安全のデジタルサイネージ作品募集の表彰式でした。10歳と11歳の小学生の方が大聖寺署から表彰されます。私は密にならないように、廊下からそれを見せて頂きました。サイネージ作品として受賞された動画作品もポスターも、とても見やすくて交通事故の危険が伝わってきます。可愛いし、すごいなと思いました。子供の居場所として新しい技術に触れながら、警察や交通安全協会とも関わりながらアウトプットしていける機会もあるのも、とてもいいなと思いました。やってみることで、新しい課題に気が付いたり、次につながっていきます。この表彰式でもそういうものが学びになっていました。

私は、ちょうど名刺が少なくなっていたのでここで名刺を作らせてもらいました。オンラインが増えて名刺を渡すことも少なくて忘れていたのですが、コンピュータークラブハウス加賀で使わせてもらったツールが花びらとかを綺麗に散らせる機能があったから作ってみて楽しかったです。

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同じ建物の中に、ものづくりを行う方が使う「KAGAものづくりラボ」(https://kagalab.kaga-iotac.org/)もあったので見学に行ってみました。こちらは「コンピュータークラブハウス加賀」よりもたくさんの道具や材料、レーザー加工機や3Dプリンター、電子ミシン等のデジタル加工機があります。大人の方が多いと思うのですが、私が行った時には子供も入れていて大人の人が何かを教えている様子でした。工具などが危なかったりということや、子供の居場所ということを重視したということで「コンピュータークラブハウス加賀」と「KAGAものづくりラボ」は廊下を少し歩くくらいの距離を置いて別々に存在することになったそうですが、普段は別れていて、今日のように必要な時は行き来できて一緒に作業できるようになっているのはとてもいいなと思いました。

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こちらも普段の様子を知りたいと思い下の写真を頂きました。この時も子供の方も遊びにこられています。

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前日の午後に加賀市に着いて、この日のお昼までは市役所と市の施設や取り組みについて触れてきました。市が直面している少子高齢や人口の減少のことや、COVID-19の影響で観光事業が今厳しいこと、施設のリニュアール後の利用率をあえてあげられないなど、全てが順調に進んでいる訳ではないという説明もしてくださったのですが、市役所と民間企業、それから警察署、大人も子供も協力して課題に取り組もうとされているのがとてもよくわかる26時間でした。

加賀市は私も行ったエストニアを参考にされているとも聞いたのですが、電子申請というシステムだけではなくて、それぞれの人たちが自分たちできることで自分たちの地域の未来を作っていくんだという雰囲気は、私がエストニアで感じた雰囲気と似ているなと思いました。

この日の午後からについては、また明日書こうと思います。食べ物や移動手段、生活から電子申請が進んでいく加賀市について想像してみたいと思います。

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