こんにちは。Minaです。

昨年から4回行って、いろんな方に助けて頂いてイベントも開かせて頂いた、加賀市。マイナンバーカードを用いた個人認証基盤等を活用したスマートシティの推進が評価をされ2021年6月に令和3年度「情報通信月間」総務大臣表彰を受賞された加賀市。

加賀市は、加賀国と呼ばれた時代から明治維新後に、大聖寺県、金沢県を経て石川県江沼郡となり、その後いろいろあって、旧江沼郡の中の1955年に山中町、河南村、西谷村、東谷奥村が合併して旧山中町ができ、1958年には大聖寺町、山代町、片山津町、動橋町、橋立町、三木村、三谷村、南郷村、塩屋村が合併して旧加賀市になったそうです。そこからもまたいろいろあって、さらに2005年に旧加賀市と旧山中町が合併し、今の「加賀市」になったそうです。加賀市はこれまでに土地自体も随分変化してきたのだなと思いました。

このようにしてできた加賀市は行ってみたらわかるのですが、広くて、オススメの場所が加賀市の中の少し離れた場所にいろいろあります。市役所のある大聖寺、温泉がある山代・山中・片山津、宿場町で江戸時代からの献上加賀棒茶を作る製茶場や酒屋が今も続いている動橋、北前船の里で漁港もある橋立、それから新しい市街地と言われている加賀温泉駅の周りの作見。分け方はいろいろあると思うのですが、そのような分け方もあるそうです。

今回は、その中の大聖・作見エリアについて書こうと思います。

2020年に加賀市に行った時も大聖寺にいることが多く、その時のことはこちらに書いています。

「LoGoフォーム電子申請」を始めた石川県加賀市に行って思ったこと①、「LoGoフォーム電子申請」を始めた石川県加賀市に行って思ったこと②、「スマートシティ加賀」人×人 × 時間 ×最初の1歩 × デジタル

2020年9月にLoGoフォームというのがどういうものか興味があって行ってみたのが最初でした。この時は最初の電子申請は加賀市人間ドック助成申請ができるようになった時でした。2021年4月にはこちらの記事に書かれているように139個に増えています。

石川県加賀市が139申請を電子化した裏側を一挙公開

それから、交流会館さくらも進化していました。KAGAものづくりラボの前のコアワーキングスペースには机やPCやモニターが増えていて、「コアワーキングスペース」という表示も出ています。スマートシティ課の前には、スマホ購入助成の窓口のお知らせや、資料が貼られていてこれまでの取り組みについて知ることができます。

コンピュータークラブハウス加賀でも、公益財団法人あくるめさんとコンピュータクラブハウス加賀が主催する「高校生マイプロジェクト」が開催されていました。一つの高校ではなく、加賀市内のいくつかの高校から参加をされています。この日は、昨年の課題を改善するために参加者がお互いを知るワークショップを開かれていました。過去に開催された「高校生マイプロジェクト」で生まれた企画の中から、実際に高校生が運営する「高校生旅館」が実現に向けて協賛募集をされているところでした。3日だけの企画のようなので、いいタイミングでないと泊まれないかもしれませんが、できたら泊まってみたいです。このマイプロジェクトは夏休みの「放牧期間」として、「映像制作ワークショップ・エキゾチックフューチャー」と加賀市の町民が１人の大土町で３日間を過ごす企画、そして自分でテーマを考える自由課題のために1人１万円の支給がされることになっていました。１人の町というのがあるのは、この時まで知らなかったので、驚きました。

大聖寺駅のお隣の駅の加賀温泉駅は、駅のすぐ近くにアビオシティ加賀というショッピングモールのようなものがあったり、飲食店が集まっていたり、新幹線の工事がみれます。加賀市の中で商業施設の集まっているところなのかなと思います。アビオシティ加賀の中にも新しく「かも丸ステーション」ができていました。市役所がしまっている平日夜や土日祝日にも行政手続きができるそうです。代わりに山代、片山津、動橋の３個の出張所を廃止して、それまでその３つの出張所がやっていた業務の一部を山代、山代桔梗ケ丘、片山津、動橋の郵便局に委託することにしたそうです。市民がもっと便利に使えるように考えて効率化しながら、変わっていくのがよくわかりました。

加賀市に来るといつも思うのですが、いつも変化と発見がある気がします。大聖寺・作見エリアは特に行政についての取り組みが見えやすいと思います。行政の方も民間の方もそれぞれの役割を前に進めたり改善したり工夫をしながら取り組みが進んでいて、どんどん形になっていく、そういう変化を感じられるエリアです。