高校時代の私
私は高校は、商業高校だった。
私は、テストでいい成績を取ることに関しては、あまり興味がなかったが、簿記や、電卓やワープロなどの検定を受けるのがとても楽しかった。
検定は、受けるのにお金がかかって、だいたい学校のない土日にあるが、私は、6月、11月、2月と検定月だが、その月は5つぐらい検定を受けていた。
もちろん、その検定全ての勉強を、がっちりできるわけではなくて、簿記はめちゃくちゃ大切とか、秘書検定は、勉強するの3日でいいとか、そんな感じだった…って秘書検定様失礼しました汗。
それで、私は部活は週一回の料理部で細々やっていたわけだが、3年になり、急遽、簿記部に召集された。
私が通っていた高校は、伝統校だが、前年度優勝出来てなかったこともあり、かなりプレッシャーをかけられていた。
召集されてから、大会まで2ヶ月しかなかった。私は、召集されてから、なぜか点数が伸びなかった。
プレッシャーに、押しつぶされそうだった。
本番
問題は、第1部と第2部があり、第1部は、速度を競うもの、第2部は、頭脳を競うものだった。
最初の仕訳問題は、勘定科目が指定されている時と、されていない時があるが、その回は、勘定科目が指定されていた。
ただ、その勘定科目は、とても小さな字で詰めて書かれてあってとても見にくいため、私は諦めて、あたり障りのない仕訳だけをやった。
2番目の総勘定元帳は、日付けまで締め切らないと減点になる。あとで先生たちが、締め切ってない人たちが多かった、みんな問題を読んでないと言ったが、私は自分が、日付けまで締め切ったかどうか、覚えていない。。。
次の伝票。。。問題を作った人が意地悪で(笑)仕入戻しと、売上戻りは過去問では黒字で書いてくれてあったに、黒字で書いてくれてなかった。
よく見てなかったので、間違えてしまった。。。
そんなこんなで、一部終了。
一部終わった時点で、3点差でライバル校に負けていた。。。
できなかったとショックを受けている私を、部員が励ましてくれた。まだ、2部があるよと。。。
第2部が始まった。
日商簿記検定1級レベルの計算問題も、かなり難しかった。
最後、損益計算書と貸借対照表。。。
備品減価償却累計額の、逆算問題だった。
しかも、生産高比例法。。。
生産高比例法は、減価償却費の計算の中でもかなり難しく、日商簿記検定1級でないと出てこない計算方法だった。
私は、日商簿記検定1級の勉強もしていたので、生産高比例法という名前は知っていたが、やり方をまだマスターしていなかった。。。
私は、減価償却累計額の逆算は、諦めた。
それでも、現金預金、貸倒引当金、前払金、有価証券評価損など、時間の許す限り、配点箇所になろうところから、書いていった。
それで、10点あった。
結果
個人の部では、ライバル校が1位と2位、私の高校が、2位と3位だった。
明暗を分けたのは、団体メンバー3人の中の、各学校の最下位のメンバーの点数だった。
私は、相手の最下位メンバーよりも、15点ほど点数が良かった。
その差で、1部の3点差をひっくり返し、結果、3点差で勝ってた。
最後、諦めないで、本当に良かった。
結果的に、私一人個人の部のメダルを逃したわけだが、団体優勝で来て良かったです。
みな♡
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