高潔な獅子は後ろを振り返らない

寒がり屋の獅子は、己の牙をわたしに向けたりしないが
その気高さは群を抜き、誰もを拒絶する。
寂しがり屋の獅子は、己の伏目をわたしに向けたりするが
その儚さに最上の美しさを秘めながらも、言葉一つ発しない。

何も云わないその心には迸る核を有し、わたしはそれを抱かんと、あなたに接触する。
火傷しようが、爛れようが、それがわたしの覚悟であり、あなたのように誇り高く有りたいと願う。
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かたちのない言葉をしたためています。それは詩と日記の間のような、あなたへのお手紙。じっくりさわって、たっぷり感じて。解らずとも、ただそれを飲み込んでみて。いつか、言葉を集めて本を出したいです。