何度聴いても大再生が良すぎる





8月9日に発売された関ジャニ∞の49枚目シングル『オオカミと彗星』に収録されているカップリング曲『大再生』が良すぎる。


発売から2か月程経っているので今更なんですが、最近noteを始めたので発売直後の様な熱量で『大再生』を語りたいと思います。




そもそも『オオカミと彗星』に収録されている楽曲は良い曲ばかりで、個人的に平均値の高いシングルだな~と思っています。その中でも特に好きなのが『大再生』。近年のカップリングの中でも上位で好きな楽曲です(ちなみに近年で一番好きなカップリングは『Faaaaall In Love』)。



シングルを聴く前にTwitter(現X)で「大再生がめちゃくちゃいい」という投稿を見て、そんなにいい曲なのか!と思って聴きました。そのためか初めて聴いた時「いい曲だなと思うけど、ベタ褒めする程ではないかも」と思ってしまいました。そうです、完全にハードルを上げてしまったのです。


とはいえ雰囲気とかリズムとか好きなタイプの曲だな~と思ったので、今回のシングルの中でも『BOY'23』の次に好きだな~と思いました。まあBOYは既存曲なので新曲扱いにはならないかもだけど……


しかし繰り返し聴いても飽きることなく、むしろ聴けば聴く程どんどん好きになり、今回のシングルで一番好きな曲になりました。本来なんの情報もなく聴いていれば一発で好きになる"ひと聴き惚れ曲"だったはずなのですが、聴けば聴く程好きになる"スルメ曲"でもあると分かりました。大再生……なんて恐ろしい子……



とまあこんな風に書きましたが、一体全体どこが良くてこんなに褒めているのかといいますと。


まずは退廃的な雰囲気。明るいか暗いかで言えば暗めでローなテンションの曲だけど、秘めた情熱を感じ、聴いていると静かにテンションが上がる。今回のシングルの中でも異質な曲だと思いました。


アララッタッタッタッタ フーフー⤴︎

から始まる。
うわ良い。これは好きなやつだ。
余裕な雰囲気漂う幕開けです。


そして最初の丸山さんのパート。

初めて聴いた時「まずラップなんだ!?」と驚きました。HIP HOPっぽくて、ゆるく縦ノリしたくなる感じ。丸山さんの低音ラップ、純粋にめっっちゃ良い。退廃的な丸山さんは大好物です。ありがとうございます。



次のパートは安田さん。自担です。

おおこう来ますか!「同じ葛藤」の"藤"と「巡り合い」の"い"で音が上がるのが気持ち良い。

そして激推しポイント。「お詫びに買ったスーパーの110円の薔薇」。実際の安田さんが薔薇を買うなら、きっとお花屋さんで丁寧に選ぶと思うんですよ。スーパーで110円の薔薇を買うという、時間をかけずに軽く買った感じを安田さんが歌うギャップ。歌詞だからこそ、本来の安田さんとは遠そうなキャラクターを纏うのが味わえて良いです。

そして「俺はできる子」と名乗るんです。できる子が自分のことをできる子と言う良さ。自分で自分をできる子と言わなそうな人が言う良さ。どんどん自画自賛してください。私が喜びます。


そして、大倉さんの低音。やっぱり大倉さんといえば低音ですよ。最近はあまり大倉さんの低音をここまで堪能出来る曲がなかったので、待ってました!!と言わんばかりの登場でした。

「今日も愚痴 on the beer」という歌詞。『乾杯!!節』という曲を出す程の飲酒アイドル(?)こと関ジャニ∞さん、「またお酒飲むのか~」なんて思ってしまいました笑。

「ダラけた夜に It's like that」の低音でサビに突入するワクワク感。リズムも好きです。



そしてついにサビ。「今日も大大大反省」「何度でも再々再々再生」の韻を踏むところがキャッチー。ローでラフなテンションで「大大大反省」と歌っていると、歌詞そのままに心の底から反省しているようには感じないんですよね。悩みを抱え込まずに「反省、はい次!」って感じで病まずに前を向いている感があるというか。この余裕感ですよ。


それと「ちょうどイイって火を灯してる」の村上さんの声。村上さんって高音でも声が力強いのが強みだと思ってるんですけど、特にここの「火を灯してる」がめっっちゃ好き。あー良い!って言いたくなる声の上がり方。


そしてサビの最後の「俺は天才なんだ Sorry」。完全に自分に自信がある人の発言ですよねこれ。この曲主人公から余裕を節々に感じるのが良いんですよ。しかもここが横山さんなのも良いです。横山さんで締まるサビ。良いですね~




そして2番。まず注目ポイントは「愛してるとかも何も関係ないくらいに かけたタバスコの味しかしない涙涙」。ここの丸山さんが良すぎるんですよ。声の質感がこの曲のアクセントになっていて、丸山さんの表現力の高さを特に感じられる部分です。

8月10日に放送されたNHK-FM『ミュージックライン』で丸山さんがゲスト出演した際、大再生について「4人格くらい使ってる」と話していました。

丸山さんって本当に引き出しが多いですよね。どんだけ収納できるねんって話ですよ。


そしてもう一つの注目ポイント、「君が追っかけてたアイドル 気づけば2度寝して夢のよう」という歌詞。これをアイドルが歌ってるんですよ。サラッと歌ってるけど、なんか考えさせられちゃいますよね。

偶像的で幻想的な存在のアイドルも、いつかは夢から覚めていなくなったり追いかけなくなったりするかもしれない。こんな歌詞をアイドルが歌うことに何か意味が込められているかは分からないけど、アイドルが歌うことによってより憂いを帯びる気がするんですよね。アイドルを追いかけること自体が夢を見るようなもんだけど、その夢から覚めて「夢のようだった」と自覚する。なんだが切ないな~

なんてネガなこと考えちゃったけど、正直私は歌詞を分析して楽しむより、リズムや音を楽しむタイプなので!まあなんだかんだいってオールオッケーです!



そして2番のサビ。「今日も大大大歓声 お茶の子さいさいさいさいです」

……つえーー!!!こういうマインドの曲を歌う自軍最高ですな。大歓声が似合う男達、BIG LOVE。



ついにここまで来ましたCメロ。

1up、2up……と一人ずつカウントダウンしてく感じ、こういう展開って定番だけどハズレなしの鉄板展開だと思う。数数えてるだけでなんでこんなにワクワクするんでしょうね。


「ダラけた夜に君がいたなら 明日はやれるさ It's my turn」

最初はこの曲の主人公って、純粋に自信家で余裕のある人だと思ってたんですけど、実はそうでもないのかも?とここで感じました。誰もいなくても生きていけそうな雰囲気のする主人公が"君"に語りかけるんですよ。「君がいたら頑張れる」と。こういう表だけ見ると余裕そうな人程、人には見せない弱さを抱えてそうな。完璧ではない主人公の人間臭さが見える歌詞でとても刺さる。単純に自分を必要とされてる気になって舞いあがっちゃうっていうところもある!単純!



落ちサビを終え、気になったのが「しょうがないないないないぜ 明日も頑張っていこうぜ 俺は天才なんだ Sorry」という歌詞。

私はここを聴いて、主人公は自分のことを天才と思っているというより、天才だと言い聞かせているように感じました。強く生きるために、意識的にスイッチを入れているのかな、と。



なんでも出来るかっこいい頼れる上司が、実は裏では心配性で何回も何回も確認したりして、弱みを見せまいと頑張っていることを知ったような感じ。待ってくださいそんな可愛いとこあるんですか!無理なんですけど!と叫びたくなるクオリティ。愛おしい人なんですよこの曲の主人公は。



とまあ、こんな感じで空想しつつ語ってきましたが、要するに曲の雰囲気、ラップ、メンバーそれぞれの声、余裕さを感じる歌詞が好きです!!!って話です。



そうそう、先月の前夜祭で披露されましたよね。私の中で『オオカミと彗星』の黒スーツで歌うイメージを抱いてたので、バンド衣装で歌っているのを見た時は若干の解釈不一致が起こったんですけど()、取り急ぎライブで披露する姿を見れて嬉しかったです。生配信組だったので次は生で見たいな~!!




ここまで読んでくださったあなた(ただただ自己満で書いてる文章なので誰も読んでないかもしれけど)、もし『大再生』を聴いたことがなければ是非とも『オオカミと彗星』をお買い求めください!後悔はさせません!






大再生万歳!!!あっぱれ大再生!!!
存在してくれてありがとう!!!



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