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遅ればせながら、新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

昨年6月頭にnoteの投稿をスタートして早7ヶ月、初めてのお正月に何か書くつもりが、能登地方の地震、翌日の飛行機事故と続いて、何を投稿していいものやら迷ってしまいました。

私個人としても、昨年末にご近所でご不幸があったなどで落ち着かず…。ようやく自宅でテレビをつけて、『孤独のグルメ』の五郎さんが杏仁豆腐を食べてるシーンを眺めていたら、急に画面が切り替わりました。地震の速報というのは、私にとって背筋がゾワッとくるような不安を呼び覚ますものです。

東日本大震災のとき、私は精密機器の前に座っていて、その機器の数値が変に振れたのです。それ以前に小さな地震があった際、似たような振れが出たことがあって、私は「あれっ、地震みたいですよ!」と近くにいた人に言いました。
でも他の人は気づかず、「気のせいじゃない?」「工事か何かの振動かも」と笑っていました。しばらく経って、「テレビ見て! テレビ!」「どうなってるの!?」と周囲が言い始めて、やがて大騒ぎになって…。今回津波警報が出て、「逃げてください!」と繰り返し流れるアナウンサーの声を、あのときと同じ恐ろしい気持ちで聞きました。

本当なら新年、この1年の日本の情勢を占うカードリーディングをするつもりでした。占い師になってから、節目にあたる時期にはそうしてきましたし、ウクライナ侵攻など世界で大きな動きがあった時にも、私はカードを引いてきました。
けれども今回は無理そうです。まだ私は、カードに『今年は日本にとってどんな年ですか?』と尋ねる気持ちになれません。

お正月気分も吹き飛んだまま、2024年が始まって9日目。
私の場合、幸いにも年末年始にご依頼くださるお客様が多くおられたこともあって、仕事に没頭することで平静を取り戻した部分も大きかったです。来ていただいた方々には、本当にありがたい思いでいっぱいです。

うまくまとまりませんが、今の正直な気持ちを書いたこの記事を、今年1番目の投稿としたいと思います。
どうか1日も早く、穏やかな日常が戻りますように。凍てつく寒さの中、どうか少しでも温かいものが辛い思いをなさっている方々に届いていますように…。

そしてこの2024年、もう何事も起こることなく穏やかに過ぎてくれることを願っています。

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