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ディストピアについて毎週考える生活ってどうよ?

息子(高1)が土曜日の選択授業に

「ひたすらディストピア映画を観る」授業を取っている。

なんじゃ、その授業?

なんで、選択すんの?

と、ハッピーエンド大好きの脳内お花畑お母さんは突っ込みを入れたい。

おかげさまで

毎週土曜日は

ディストピア映画についての解説を聞き

ディストピアについての考察を話し合う羽目になっている。

今日は私の苦手な「わたしを離さないで」。

「Never let me go」って結局、どういう文脈でどういう意味で発せられた言葉なのだろう

という話をしながら夕飯食べたら

せっかくのハンバーグがディストピア風味だったわ。

「ディストピア映画の住人たちは皆、ディストピアにいるということに気付いていないんだよ。

自分たちも実はそうなのかもしれない。」

という息子の言葉に

ウクライナ侵攻のニュースの映像が脳裏をよぎる。

友達たちと

作品の解釈と考察を喋りながら帰宅して

毎週みんなで暗くなるんだよね〜と

いう息子に「厨二病、乙!」と突っ込みいれつつ

その話には少し希望があるなと感じる。

まぁ、母ちゃんは

この後ラブコメでも観て

脳内お花畑に戻して寝るけどね。

それこそ

ディストピアかもしれない世界を生きる

年の功サバイバル術だいね〜。



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