秘書検定1級の面接試験(内容の詳細)
あまり長い文章だと読みつかれるので細切れにしていますが、
逆に読みづらいのでしょうか…読者が少ないので何とも(笑)
では、秘書検定の続き、面接試験の内容についてです!
面接試験の内容とは…?
「面接試験てどんなん?」周りから絶対に聞かれる質問です。
準1級と1級の面接試験を簡単に説明しますと…
準1級の場合
3名で入室し、1名ずつ面接を行う。
①~③の対応の審査員がいるので、その方に向かって実技を行う
(実際には3人ともが審査している)
①あいさつ
②報告
事前に控室で渡される課題(2-3行程度)を覚え、
報告の席の審査員を上司に見立てて報告する
③状況対応
審査員がフリップに書かれたお題を出すので実技する(お題は2つ)
1級の場合
2名で入室し、1名ずつ面接を行う。
同じく①~③の対応の審査員がいるので、その方に向かって実技を行う。
①あいさつ
②報告
事前に控室で渡される課題(7行程度)を覚え、
報告の席の審査員を上司に見立てて報告する
③状況対応
事前に控室で渡される課題に書かれた設定を覚え、
審査員がロールプレイングで実演をするので対応する
あいさつ
審査員の前まで行き、きちんと直立した後で手を組んで前傾姿勢を作り
「面接番号〇番、面接 秘書子です、よろしくお願いいたします」と、
元気よく言います。
このあと、報告⇒状況対応と移動しますが、返事をきっちり行い
(「次へどうぞ」と言われるので「はい」と返事をする)、
移動もカニ歩きではなく、毎回姿勢を正してからきちんと横を向いて移動、
正面を向き直して前傾姿勢は徹底します。
ちなみに、手は左手を上に組みます。
私は右が利き手なので、右手の暴走を左手で抑えていると覚えています(笑)
報告(課題の報告)
内容
前回控室で課題を覚えると書きましたが、課題の内容は以下のとおりです。
準1級は2-3行の課題で、内容も身近なものだったり暗記しやすいです。
内容はこんな感じ ↓
1級はこれより長くなり、内容もあまり身近でなくなったり、
数字や専門用語が入ったりして意地悪になるので、
覚えるのに必死になって所作を忘れてしまいます。
内容はこんな感じ↓
私が受けた時の課題(受かった時のもの)は、
防風林にも寿命があって、その役目を終えると廃棄される運命しか無かったものが、大学の研究所の調べで樹木から抽出されるエキスに抗菌効果があることが分かり、香りも良いので、スプレー等にして再利用されている。
みたいな内容でした(課題なので真相は不明です)。
ここに〇年の寿命とか、研究所の詳細とかもう少し肉付きがあったかな。
課題について”ちゃんと覚えている”はあまり重要ではなく、
上司にきちんと丁寧に伝える姿勢・気持ち、言葉遣い、
間違えた際のリカバリーなどが審査されます。
途中を忘れても「思い出しますので、暫くお待ちください」
と冷静になってから言い直せば大丈夫ですし、
中身を飛ばしちゃってもそれについては減点にはなりません。
でも、3名に見られながらというのはかなりの緊張状態。
上司に見立てたとはいえ、自分を審査する審査員の目を見ながらの報告。
いつもなら覚えられる課題も飛んでしまうんですよね。
思い出すのも「えーっと、なんだっけ?」なんて言語道断なので、
飛んでしまうとヒヤヒヤです。
課題を覚える時間というのも2分くらいだったと思うので、
ギリ覚えられたかな?というレベルで実践させられるのも怖いです。
状況対応
準1級の状況対応は指示付きのフリップを見せられるので、
その場で対応します(2問あります)。
正しい敬語になおせているか、所作はどうか等々がチェックされます。
1級の場合は、控室で暗記する課題の下に状況対応の設定が書かれています。
そうなんです、課題でいっぱいいっぱいなのに、
この設定も覚えないといけないんです!
この場合、アポを取っているか確認し、上司の都合を謝罪し、
(都合を伏せるように言われている注釈がある場合も)
用件を聞き(言えない場合があるので「差し支えなければ…」等の前置き)
戻り次第はどうか、空いている時間に電話させるのはどうか等の
ご提案をする感じでしょうか。
先に状況対応の設定に目を通し、その後課題を暗記、
暗記時間終了直前に再度設定に目を通すみたいな流れがオススメです。
実際にはロールプレイングとして、
取引先やお客さま役の方(この方は審査員ではない)が
「こんにちは~」という感じで来られるので、
「いらっしゃいませ、本日はいかがなさいましたか?」みたいな感じで、
やり取りを始めることになります。
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