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信頼関係を築いていくためのビジネスマインド

こんにちは。minakoです。

前回に引き続き、また新たにインプットしたので、残しておきたいと思います。

今回はコミュニケーションをとる上で重要なことに関して教えていただきました。

忙しい方のために注釈を加えていますが、結論

「自分が供給する側になるためには、相手が何を需要としているのかを知る。相手の需要を引き出すには、相手のことをよく知らないといけない。」

ということです。

今回の内容は大きく分けて以下の3つになります。
①目の前の相手からの学びを最大化させる方法
②これまでの研究やトレンドによる自分自身の成長に対するスタンス
③相手を喜ばせるための方法

この内容に即していきます。

人から聞いた話の濃度を上げるためには?

人が話した時に、人間が印象に残る量は良くて70%だそうです。

良くて70%なので、それ以下の場合もしばしばあるそうです。
その学びを他の人に伝えるとなるとさらに30%の内容が減ってしまうことです。

伝えたいことがある時に3人ぐらい介してしまうとほぼ自分が伝えたいことが伝わらなくなってしまうそうです。

なるべく70%の印象を取るために、気をつけたいこととして、手書きでメモを取るということです。

入力で文字を打つことと、実際に書いてメモすることでは印象の残り方がだいぶ違うそうです。
今回、自分はノートを忘れてしまい、PCでメモを取っていたところ、確かに簡単に図への落とし込みなどがしにくく、難しさを感じました。

それに加えて重要なのは、聞く態度です。
常に前のめりな姿勢・座るポジション含めて、相手が気持ちよく話すにはどうしたらいいのかも含めて全部相手を引き出すのも1つ吸収量を高める術だということです。

相手の話したこととのギャップを埋めていくためには?

ここで気をつけたいのは、70%を習得した後に、自分たちがどうしていくのかということです。

それは
100%とのギャップを埋めていく必要がある
ということです。

ギャップを埋めるためには、その差分をきちんと理解するための十分なフォローが必要となってくるわけです。

そのために、終わった後のアウトプットや一緒に伴走してもらうといったことが重要になってくるのです。

それを踏まえて「考えて行動する」のは間違いであって、「考え方自体を学ぶ」ことがポイントになってきます。

学ぶ時に意識すべきこととは?

著書『両利きの経営』より、「知の深化」と「知の探索」の両軸が必要になってきます。

「知の深化」はなされることが多いが、「知の探索」まで手が回っていないケースが多い。

それはムダと切り捨ててしまうことから始まってしまう。アイドリングの時間を作って周りを見渡す。そこで得たものに意味づけをして新しい可能性を切り拓いていかないと新しいイノベーションは起きにくい。

だから、「知の深化」と「知の探索」を高次元で行っていく必要があるのである。

また、教える時に重要なこととしては、誰かに教えることを前提に学ぶ必要がある。そうしないと、「知っている」の状態を「解っている」という状態に変えることができない。きちんと活用できる状態に落とし込んでいくことが非常に重要だと感じた。

グレートリセットから学ぶ、今後のトレンド

2021年、ダボス会議で唱えられた考えの1つに「グレート・リセット」という考え方がある。

グレートリセットとは、
現在の社会を構成する金融や社会経済などのさまざまなシステムを一度すべてリセットし、再構築する
ことを指している。

より長期的で動くメガトレンドと、近年のコロナのようなボラティリティを同時に考えていく必要があります。

実際に、企業の中期経営計画においても、ボラティリティの要素がきちんと加味されているか考える必要が出てきます。

それ以外にも、ヒト・モノ・カネ・情報で捉えられていたものに対してコミュニティが追加されるなど捉え方が大きく変わってくるのです。

だからこそ、自分の行動を「なるほど、やっぱりね」という視点で捉えるのではなく、「なんでそうなったのか?」を考える視点が重要になってきます。

成長発達理論から学ぶ人への接し方のポイント

成長発達理論とは以下のようなものになります。

参照:https://www.earthship-c.com/leadership/adult-development-theory/

水平的成長ばかり目を向けがちですが、人間的に成長していかないと、限界を迎えていくというものになります。

垂直的成長をもたらすためには、「葛藤」が不可欠なものになっていきます。

自分の中で、納得の行く期間だったら、それは悪い意味で自分の成長には繋げられていかないそうです。

葛藤することは一般的に自分で行うには辛いものではあります。

だからこそ、自分から環境を作りに行くために「ダイブ」する必要があります。

需給の考え方から学ぶ、相手に供給できる人になるための方法

基本的に世の中は需給のバランスによって成り立っています。

相手が欲しいものを与えることによって、相手を満足させることができます。
一般的によく供給できる人間になれと言われていますが、そのためにどうしたらいいでしょうか?

相手の需要を聞き出すことが重要なのです。

そのために、相手のことをよく知らないといけない。

相手を知るということに重要なのは「カルテを書く」ということです。

長くいる人でも“知った風”になるだけでなかなかクリティカルに供給できていない場面は多くあります。

マネージメントをする立場であれば需要を言い出しやすい人になっているかどうかが真価を問われます。

だから、一般的に仕事ができる人とは“よく話す人”のことではなく、“よく聞く人”のことを指すのです。

とにかく、相手のことを知るということが一番重要なのです。

今回の話を聞いて

特に後半部分のパートが一番刺さりました。
確かに私はメンバーのことを表面的にしか理解していない部分が多いです。

それは前半の無駄の話にもつながっている気がするのですが、雑談ベースで相手を知ることは仕事に関係ないからと無駄を避ける傾向があったからだと認識しています。

まず、一緒に事業を作るメンバー、今まで一緒に仕事をしているお客様、なんでも知る人になっていきたいと思っています。

相手のカルテを作り、相手の需要を探っていきたいと思っています。

自分が一番にならないように慢心しながら仕事に向き合っていきたいと思いました。

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