（phico thriller mystery）
2015 Director: Joel Edgerton Screenplay: Joel Edgerton. 6.8.2020視聴
　
仕事での昇進をきっかけに景色の良い大きな新居へ引越したSimonとRobynのもとに、Simonの高校の元同級生というGordoが現れる。 

当時際立って仲良しのグループではなかったというものの、
引越し祝いに始まり、来る日も来る日も様々な贈り物が届く。

「過去の出来事を水に流す」という言葉から、思い当たる節のあるSimonと
全く見当がつかず気味を悪がるRobynの間にすれ違いが始まる。

そんな中Gordoから夕食に招待され、これが最後と2人でお邪魔することに。

独身と聞いていたはずのGordoの家の2階から
女性ものの洋服ダンスや子供部屋が見つかる。

不審に思いつつ最後には、二度と関わらないようGordoへ告げ
その場を去ることになるが、それを見送る彼の目は悲しみと憎しみで溢れていた。

翌日から池の魚が殺され、飼い犬が失踪するなど不気味なことが続く。
それをきっかけに、RobynはSimonの過去を確かめる決心をする。

ようやく見つけた過去の友人から、
「Simonはいじめっこで、Gordoが不登校の後退学になった原因である
親近者からのレイプの話がでっちあげだった。」と聞かされる。

それを問い詰められたSimonは、過去は清算済みだとして
今回の出来事とは無関係だと言い張る。

Robynが妊娠したことでGordoの件も落ち着き、元の生活に戻ったと思われた。

出産後、Simonは周到に用意されたGordoからのプレゼントから、
妊娠前にRobynにGordoが接触した事実を知ることになる。

過去の事実はそこで終わり変えられるものではない。

自分が思っている以上に自分の未来を作り上げるものである。

それが他人の人生を大きく左右するほどの出来事であったならば、
尚更その人も巻き込み関係し続けてしまうものである。

誠実であるべきだし、嘘では取り繕えないことばかりなのだと教えてくれる。