iPhone VoiceOverの使い始め

iPhoneのVoiceOverの操作を初めて使う人向けの各種設定、操作方法などを説明します。初めての人向けの実地での説明もだいたいこの順序です。

まずは、VoiceOverをオンにする方法を説明します。
Siriをすでにお使いの方は、Siriに「Voiceoverオン」と言うと、VoiceOverをオンにしてくれます。
同じように、「VoiceOverオフ」と言うとオフになります。
次の方法は、ホーム画面の設定、一般、アクセシビリティ、VoiceOverの項目からオンにする方法です。VoiceOverがオンになっていない時にこの方法を使うには、見える人に一度だけ手伝ってもらって下さい。上述の順番でVoiceOverの項目を出したら、スライドスイッチでオンにします。一旦オンにすると、iPhoneの操作方法ががらっと変わるので注意して下さい。オフにするには、スライドスイッチが囲まれている状態で、画面のどこかを素早く2回たたきます。2回たたくのをダブルタップと呼びます。初期設定で2回の間の時間は0.25秒以内です(2回のタップの間隔が0.25秒以内だとダブルタップとして認識されます)。

例えば、画面の文字が書かれている欄を1回触っただけでは起動しなくなります。一度触るとその欄の周りが黒い四角で囲まれ、名前が音声で読み上げられるようになります。

VoiceOverを起動すると、画面上に表示されている部品は、イメージとしては一列に並びます。画面の左から右へ素早く指をすべらせると、次の部品が黒い四角で囲まれて、その名前が読み上げられます。この指の操作を右フリックと言います。
画面の右から左へ素早く指をすべらせると、前の部品が黒い四角で囲まれて、その名前が読み上げられます。この指の操作を左フリックと言います。

右フリックで進み、左フリックで戻る。ダブルタップすると読み上げられた項目が実行されたり、アプリが開いたりする。この辺が基本です。

このように、画面を見て使っている人と、VoiceOverでは操作方法が大きく違うため、VoiceOverのオンオフを素早く出来るようにするのは何かと便利です。Siriでの方法と、設定の中からオンオフする方法はお話しましたので、もう一つ便利な方法をお伝えします。

ホーム画面から、設定、一般、アクセシビリティ、ショートカットと進んで下さい。ホームボタンのトリプルクリックという項目があります。Assistive touch、VoiceOver、カラーフィルタなどです。この中の、VoiceOverのみを選んでチェックを付けて下さい。VoiceOverが起動している時の操作は、右フリックでVoiceOverまで進み、ダブルタップします。他の項目でチェック、と読まれる物があったら、同じように項目のところでダブルタップするとチェックがはずれます。
これで、ホームボタンを3回素早く押す(トリプルクリック)と、VoiceOverのオンオフが出来るようになります。iPhoneXでは右側のサイドボタンのトリプルクリックに同様に設定出来ます。

以上のような感じで、VoiceOverを使い始めてみて下さい。

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