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【勉強が苦手な子も】わたしが目指した塾

こんにちは、webライターのminaです。
仕事や学校が始まった方も多いのではないでしょうか?わたしも1月4日(水)から仕事でした…。もう少しお正月休み欲しかった。(本音)

さて、わたしは現在介護職で働いていますが、〈以前の記事 ※下記参照〉でも書きましたように前職は教育系でした。

教育系といってもいろいろありますが、わたしは〈個別指導塾の講師〉として勤務していました。本日はその前職について、また、わたしなりに思ったことも書いていきます。

生徒について

今までたくさんの生徒を見てきましたが、塾への入会理由はさまざまです。高校受験が近くなり危機感を感じた子、勉強を習慣づけたい子、保護者に言われてきた子…。

その中でもわたしが見てきた生徒の中で大変だったのは、目標がない生徒です。
成績を上げたい、◯◯高校に受かりたい、といった目標がない子へのアプローチ方法は、いまだに正解がわかりません。
特に中学生ごろになると思春期や反抗期にも入るので、その生徒に合わせた指導や言葉選びが必要です。「勉強しなきゃダメだよ。」という抽象的な言葉ではなく、生徒一人ひとりと向き合って心の部分を見る必要があると感じました。

どの立場でも授業はすべき

個別指導塾でもいろいろなタイプがありますが、教室長が社員でそれ以外の講師はアルバイトというところも多いです。社員である教室長はあまり授業をせず、保護者・新規の面談対応や事務作業などをすることもあります。
わたしが勤めていた塾では、社員や教室長も夕方からはみっちり授業をしていました。保護者・新規の面談対応は基本時間を決めておこなっており、飛び込みの場合は、面談をしている講師の担当生徒を、他の講師で見ながら面談もしていました。

わたしは入社して2年間は専任講師として授業中心に働き、その後4年間は教室長をしていました。教室長はいろんな事務作業や保護者対応も多いです。夕方から他の講師と同じように授業をして大変な部分もありましたが、それでも現場に立ち続けるということは重要だったと感じています。実際に授業をして生徒と話さないと定期テストの傾向がわからなかったり、今どんなところでつまずいているのかがわからなかったり。いくら授業報告書を見ても、久しぶりに普段担当していない生徒を見ると「あっ、この問題パターンが苦手なんだ。」と気づくこともあります。反対に、「こんなにできるようになってる!」と思うことも。

もしこれから塾選びをする方で塾の新規面談がある方は、実際に授業するのはアルバイトの講師なのか、教室長の先生(正社員の先生)も授業をしているのか聞いてみてもいいかもしれません。
アルバイトの講師が授業をしているのがダメ、というのではなく、経験(〈教える〉ことのプロ)や受験の知識をしっかりと持っている人が現場にいるかどうかは大切だと思います。

教室長をしていたときに大切にしたこと

わたしは3年目、25歳のときに約60名が在籍する校舎の教室長になりました。
それまでの教室長は30代くらいの男性だったのですが、そこからわたしになって当時の保護者はやっぱり心配もあったかと思います。新規面談の保護者にも「あっ、先生が教師長なんですか?」と言われたこともあります。
今思えば仕方のないことですが、当時はさすがに落ち込みました。
「信用されてないのかな?」「入会にならなかったのは安心感がなかったからかな?」と。

どうすればいいか考えてわたしが出した答えは、「ここ(塾)が生徒の居場所になるようにしよう!」でした。成績を上げることはもちろん重要です。保護者からの月謝はわたしたちが生徒へ勉強を教える対価ですので、テストの点数を伸ばしたり、通知表の数字をあげたりするのは当たり前です。一度でも下がってしまうと退塾につながり、塾への信用もなくなってしまいます。
それでも塾が生徒の居場所になれば、楽しく通ってくれるようになれば簡単には退塾にならないと思い、《勉強だけじゃなくおもしろい先生》でいようと思ったのです。

生徒が使っている筆箱のキャラクターの話をしたり、何気ないことをおもしろくしてしゃっべってみたりして、生徒の心をつかめるように意識しました。(何度も言いますが、勉強を教えて成績を上げることは絶対条件です。)
〈学習塾〉というと真面目なイメージですが、そのイメージを払拭したかったのです。勉強以外の大切なことも教えられるような、そんな塾になるようにわたし自身は生徒と接していました。親しみやすい塾という口コミも広がり、最高で約110名の生徒が在籍する塾にすることができました。

現在退職して3年、教室長を退任してからは4年が経ちます。
それでも当時の教え子から連絡が来ることがあり、大学や就職が決まった報告だけでなく、「今元塾メンバーで会ってて、久しぶりに先生(わたし)の話になったから連絡してみた!」というような内容です。また、帰省して元同僚や社長とご飯に行くとサプライズで元教え子がいたこともあります。(社長が呼んでくれていました。)
今になって、生徒の居場所になれていたのかな、わたしが思い描いていた塾になれていたのかなと思えるようになりました。
卒業した生徒が、「あの塾楽しかったな。」と思ってもらえていたら嬉しいです。

退職時に生徒や保護者の方からもらいました。感謝です。

今回は書きたい内容がまとまらず、完全にわたしの思っていることになってしまいました。構成を考えるがまだまだ苦手です…。自分の気持ちや考えを書くときに、どうすれば読者の方にとって読みやすいかをもっと考えたいと思います。書きながら練習だな。。

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