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正社員になるのを辞めて、webライターを目指したきっかけ

こんばんは。webライターのminaです!
1月もあと少しで終わりますね。「この間年が明けたばかりなのに、もう1月終わり?!」とビックリしてます。

noteを始めてから約1ヶ月。更新頻度をもっと上げたいと思いつつも、何を題材にしたらいいのか迷ってしまうのですが、今回は〈現在の介護職で正社員の話をお断りした話〉を書きたいと思います。

ここまでの簡単な経緯としては、

2020年12月、デイサービス施設にフルタイムパートとして入社

数ヶ月経ち、施設の管理者の方からいつかは正社員を〜という形で話をされる

2021年10月ごろ、わたしから正社員希望の旨を伝える
その際、2022年1月からなど年度の途中でも早めに正社員として働きたいことを伝え、管理者の方も「もともと、いずれは正社員にと思っていたからminaさんの話は人事にもしてある。いつから正社員になれるかは今確認してるところだから、少し待ってほしい。」と言われる

12月に入っても何も言われず(この間に一度わたしから正社員の話はどうなっているか確認し、その時も上記のように確認中、と言われた)

12月中旬、施設でコロナ感染者が増え、クラスターに

ここの約1ヶ月でいろんなことがあり、2022年1月16日(月)明け方に全身に蕁麻疹が現れる

1月18日(水)、管理者の方に正社員の話をお断り

正社員希望についてこちらから申し出た形でもあったため、今回わたしから「正社員の話は白紙にしてください。」というのは非常に申し訳ない気持ちでした。コロナ感染で施設がクラスターになってから、本当に断っていいのかを考える毎日でした。
ここからは、少し細かくやりとりやその時の気持ちを書いていきます。
頭を整理しながら進めますが、長くなったり読みにくかったりするところがあると思います。ご容赦ください。

〈前情報として〉
わたしは、2021年11月上旬新型コロナウイルスに感染しました。実家帰省時に感染し、感染経路は確認済みです。発症まで出勤していなかったので、職場には持ち込まずに済みました。

管理者、本部への不信感

2022年12月に施設でクラスターになった時、わたしは感染しませんでした。ただ、利用者や他の職員がどんどん感染し、見てることしかできない自分に無力ささえ感じる日々。誰がどう見てもクラスターになっているのに、施設を閉鎖しない管理者や本部の判断にわたしは疑問を感じていました。
12月中旬には現場の正社員全員とパートも半分以上が感染し、残るはわたしを含めたパート3人のみ。(1人は11月に入社したばかりの介護士、もう1人は感染から復帰したばかりの看護師)

この状態でも閉鎖はしないという判断をした管理者に対して、「利用者も職員もこんなに感染しているのに、休業はしないのか。本部の判断なのか知らないが、管理者のあなたはどう思っているのか。」ということを聞きました。管理者の方は『経済活動を止めることはできない。入浴希望の方やご家族の希望もあるから、できる規模で続けたい。』という答えでした。
これに対して、(そもそも現状ができる規模だと思ってるの?利用者や職員の命、同居されているご家族も危険にさらすのに?)など理解ができなかったので、「会社の方針もあると思いますし、わたしはいちパートなので仕事という以上はこなしますが、本部の判断やあなた(管理者)の意見は理解できません。」ということを伝えました。

〈補足〉
事務所の対応としても、感染した人と座席が近かった人や、送迎の車が一緒だった人にしか連絡しなかったことなど、わたしにとっては理解し難いことばかりでした。
結果、毎日のように利用中でも体調不良を訴える人がいて、その後PCR検査で感染確認。さらにご家族も感染していた、ということも多かったです。そんな現場で働くのも怖かったですし、なにより現場で感染してしまった利用者やご家族、職員に申し訳ない気持ちがありました。

わたしが管理者に理解できないことを伝えた次の日は休みの予定だったのですが、「minaさん、明日午前中だけでも出勤できない?」と言われました。残っている職員の努力もわかっているので迷いましたが、お断りしました。
申し訳と思いつつも、わたしなりの精一杯の抵抗でした。

正社員を辞めようと決意

次の日(休みの日)の夕方、職場から電話がかかってきて「明日から3日間、休業することになりました。事務作業はあるから、来れるなら出勤してもらってもいいし、休んでもいいけどその場合は欠勤扱いになるから有休使ってもらうことになる。」と言われました。
また、その日出勤していた職員から「今日は入浴業務中止で(入浴業務をできる職員がいない)、来た利用者も6人だったよ。」と聞きました。

わたし的には、このことが正社員を断った決定打だったと思います。
そもそもコロナ等で施設が休業となったら、パートでも全額休業手当が出ると言っていたのになぜ有休?!!!という感じでした。
次の日出勤して確認したら、「こちらの勘違いでそう言ってしまったんだけど、施設全部を閉めた場合は出勤ができないから手当が出て、今回のように事務所は開いててみんな(パート)が出勤できない状況じゃないから〜…。」と。
言ってることはわかるけど、説明が違う。でももう面倒くさくて、何も言う気が起きませんでした。

心と身体からのSOS

それからいつ断ろうかなとずっと考えていて、(2022年1月から正社員の希望だったのに結局年を越しても何も言われないしな〜。)と思っていました。
そして、1月16日(月)午前4時、全身が痒くて目が覚めました。鏡を見たら全身蕁麻疹。ひとまずそのまま寝て、起きたら少しよくなっていたので仕事に行きました。
でも夕方からまた痒くなってしまい、次の日病院へ。食物アレルギーもなく、今まで急に出たこともない…。今までどんなに激務でも、イライラすることがあっても、蕁麻疹など身体に出ることはありませんでした。

先生からは「疲れやストレスでしょう。」と。
そして、そう言われたときに(…明日正社員断ろ。)と思いました。

そして次の日、管理者の方にお断りをさせていただきました。
理由を聞かれたので思っていたことを素直に話し、途中で涙が溢れてきてしまいました。泣いてしまったことは管理者の方に申し訳ないと思っています。(わたしが言うのもなんですが、泣くのはずるいなと)でも話せたことでスッキリしたのか、その日からほとんど蕁麻疹が出ることはありませんでした。

わたしは自分で自分のことを〈ストレスに強い・疲れ知らず・鋼のメンタル〉と思っていましたが、今回でそうではないということを実感しました。(学生時代は友人関係?で少し悩んでいたときに、突発性難聴になった経験あり)
自分で気づいていなくても、身体も心も疲れていたんだな、と。

わたしの働き方は、わたしが決める

職場の方にも「正社員になればいいのに〜。」「ボーナス出るのにパートだともったいないよ?」と言われることが多く、わたし自身長く働くなら…と思って正社員を希望したところもありました。
今回の件は、わたしの中で生きていく上での優先順位のようなものを深く考えるきっかけになりました。そして、大切なものが何かしっかりと見えてきた気がします。
わたしは収入や正社員という形にとらわれるよりも、夫と幸せに暮らすために生きていきたいと思っています。そのための一つの軸として仕事があると思っているので、自分の健康や無理する気持ちを無視してまで働くことはできないと思いました。

退職についても少し悩みましたが、今の職場自体は好きで条件も悪くないのでひとまずこのままパートとして続けようと思っています。
自分の気持ちに正直に、無理せず働ける環境も大切にしたいです。「こんなことで正社員になるのを辞めるの?」と言われることもありましたが、わたしにとってはすごく大事なことでした。この決断に後悔はありません。

今の仕事や職場の人間関係に悩んでいる方も多いと思います。そんなときは自分に素直に、心の声に耳を傾けてみてください。自分の気持ちに嘘をついて、無理して続けることはありません。みなさんにもご自分の気持ち大切にしてほしいと思います。SOSを感じたら、心も身体もしっかり休めてくださいね。

わたしは正社員になれませんでしたが、そのおかげで〈webライター〉という仕事に出会えました。正社員になることを悩んでいる時に立ち寄って本屋さんで、偶然目に留まった本がライティングについての本だったのです。そこからライティングについての本や動画などを見て、とにかくやってみよう!と思ったのがnoteを始めたきっかけでもあります。
まずはwebライターとして一人前になれるよう、今できることを精一杯やりたいと思います。そして、わたしはわたしなりの生き方で進みたいと思いました。

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