見出し画像

【未経験介護士あるある6選】専門用語わからん…

こんにちは、minaです。

わたしが介護職に転職して2年が経ちました。未経験から介護職に飛び込み、最初は右も左もわからず困惑することも多かったです。
今回はそんな【未経験介護士のあるある6選】をご紹介します!わたしも実際に働いて介護士の仕事の大変さを感じたため、少しでも未経験で介護の仕事を考えている方の役に立てたら嬉しいです。

※わたしの職場は〈自立支援型デイサービス〉です。利用者様の自立を支援すること、機能訓練向上を目指すデイサービスなので、職場によってギャップがあるかもしれません。

1、自立度が高い利用者様ほど覚えられない

介護度が高い(介護が必要な)利用者様は関わることが多くすぐに覚えられますが、自立度が高い(ご自分で日常生活ができる)利用者様はある程度ご自身でできるので名前と顔を一致させるのが大変でした。特に今はマスクしているため、週1回の方や午前中のみの利用の方は覚えにくかったです。
また、容姿が似ている方や他者交流が苦手な方(職員ともあまり話さない方)も覚えるまでに時間がかかりました。反対に、入浴・排泄介助が必要な方はすぐに覚えられます。

2、専門用語が出てくると文脈で理解する

新規や体験の利用者様がいる日は、朝礼で相談員から引き継ぎがおこなわれます。その際、「今日の体験は〇〇様、88歳でADL(=日常生活動作)は自立です。入浴時はリハパン(リハビリテーションパンツ)を持参されるので交換をお願いします。利用目的は〜。」
(…A、DL?…リハパン??)という感じですが、朝礼の雰囲気ですぐに聞けるはずもなく。なんとなくでやり過ごし、あとで調べました。

基本用語なので勉強不足のわたしが悪いのですが、入社日の朝礼で言われたのでさすがに焦りました。今もわからない用語はその度に調べるようにしています。

3、利用者様(特に異性)の入浴・排泄介助に変な緊張をしてしまう

入社してしばらくし、入浴介助に入ることになりました。ほとんどの利用者様が自立なので、浴室でおこなう介助は洗髪やお背中を洗うこと、移動の際の補助が基本でした。仕事とはいえ、やっぱり初めての入浴介助(特に男性)は緊張します。何をしていいのかわからなくても、職員も忙しそうに動いているので何か聞ける雰囲気ではないし…。仕事上お身体のチェック(傷やあざ、むくみ等がないか)をするのですが、もちろんジロジロ見るわけにもいかないし…。先輩方は慣れていて当たり前のようにこなしていたのですが、やっぱり慣れるまではどこに目線をやっていいのか困りました。
排泄介助も同じですが、こちらの場合は女性でも不安はありました。排泄の場合は個室での対応となるためさらに緊張した記憶があります。パットの交換、汚してしまった場合お尻を拭いたりもするので「痛くないかな?」と思いながらおこなっていました。
今はそんなに緊張することなく、流れで介助することができるようになりました。

4、血圧、脈の基準がわからない

自分の血圧や脈も健康診断でしか測らないため、いくつだと高いのかといった感覚がわかりませんでした。今は施設の基準で判断していますが、いまだに悩んだときは看護師さんに確認します。
曖昧なまま入浴や運動をしてしまうと危険なので、数値的な部分以外でも体調面には注意しています。

5、マスク、ありがたい

わたしの施設ではマスクを二重にしています。耳が痛くなったり、息苦しかったりとデメリットもありますが、わたしはメリットの方が多いと感じています。(マスク着用になったのは新型コロナウイルス感染拡大防止のためです。)

例えば、臭い関係。入浴や排泄介助をするため、どうしても臭いがキツくなります。マスクをしていても鼻のシャッターは閉めていますが、なんとなくマスクをしているおかげでその臭いが薄くなっているような気がしています。この先マスク着用が必須ではなくなっても、わたしはマスクをし続けると思いました。
あとは表情関係。利用者様に嬉しいことを言われる時もあれば、嫌なことを言われる時もあります。そんなときでも笑顔で流すため、マスクがあると本当にありがたい。目さえ笑っていれば…ということです。わたしたちも人なので、いつも機嫌よくいられるわけもなく…。特に理不尽なことを言われたら嫌な気持ちにもなってしまいます。そんなときにマスクがあれば笑顔を作らなくて済むので助かっています。

6、歩行介助につく利用者様の区別がわからない

入社すぐは、利用者様の顔と名前を覚えるのに精一杯です。それでも少しずつ業務はこなさないといけません。わたしは歩行介助の時に、どなたは横につかなくてはならないのか区別がわかりませんでした。杖を使う場合でも一人で歩ける方、絶対に横につく方がいらっしゃるのでその差が難しいですよね。経験もないわたしには判断ができないため、先輩に細かく教えてもらって覚えるようにしていました。
杖がなくても横につく場合もあるので、わからないときは他の職員から教えてもらうのがいいと思います。

以上、未経験介護士あるあるをご紹介しました。あくまで自立支援型デイサービスでのあるあると思っていただけたら幸いです。介護士は資格がなくても挑戦できる仕事なので、気になっている方はぜひ一度飛び込んでみてほしいです。
利用者様に感謝してもらえたり、喜んでもらえたりすることも多いのでやりがいは非常にあります!また介護の仕事について思うことがあれば記事にしたいと思いますので、同じ介護士の方がいましたら一緒に頑張りましょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?