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吉澤嘉代子の日比谷野外音楽堂

去年のGWに予定されていたこのライブは中止で払い戻しになり
今年リベンジされることを知り、ダメ元でプレイガイドで申し込んだらチケット取れてしまった。

一週間前から楽しみで仕方なくて
雨でもそれはそれで幸せだなーなんて思いながら
リュックやタオルやウィンドブレーカー用意して
スパルタローカルズの「ヒビヤ」を聴いて気持ちを高めていた。

当日は雨も降らず日差しも強くなく程良い気候。

一曲目は一人でステージに立ち都会のビルをバッグにギター弾き語りで「東京絶景」。

東京はうつくしい
終わりのない欲望
むせるまで笑ったって
跡形もない昨日

ちゃんと聴き込めていなかった赤星青星の曲たち
「鬼」「サービスエリア」「ルシファー」「刺繍」。
どれも綺麗で可愛くて格好良くて力強くて
色んな魅力を同時に持ち合わせてる。

薄暗くなった空に映える「残ってる」。

生で聴きたくてたまらなかった
「泣き虫ジュゴン」からの「ストッキング」。

「ものがたりは今日はじまるの」前のMC。
17歳で日比谷野音でサンボマスターを見て衝撃を受け音楽の道を目指したそう。
「3000人のために歌いにきたんじゃねえ!あなたのために歌いにきたんだ!」という山口さんのMCを聞いて今日までずっと一人の人のために歌うようにしてきたんだって。

だから嘉代子ちゃんの曲はしっかりの人の心にまで届くんだなと納得した。

私もサンボが大好きで、山口さんの言葉が大好きで、福島弁の「あなたのために歌いにきたんだ!」って言葉に何度も泣かされてきた。同い年の嘉代子ちゃんが私も大好きな人の言葉に影響を受けていたってことがすごく嬉しい。
それに吉澤嘉代子とサンボマスター、全然違う音楽だと思ってたけど、根底が同じだから私はどっちのことも好きになったのは必然だってことも面白い。

この日で日比谷野音のステージに立つという夢が叶ってしまったから、燃え尽き症候群にならないか少し心配だけど、これからも進化し続ける嘉代子ちゃんを応援する。

大好きな一曲の「がらんどう」を生で聴くまで死ねない。

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