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付き合いに発展できない人の残念なコミュニケーション

過去知り合った男性や、見てきた女性の中で「この人だったらすぐに彼女できそう」「絶対いい彼氏ができるんだろうな」と思うタイプの人とそうでない人がいる。

出会いが無いから付き合えなかった人と、
いろんな人は居たけど相手にされなかった人がいて、
コミュニケーションが失敗している人は大体誰でも不快な気持ちになるから、メンヘラなタイプの彼氏彼女しか相手にしてくれない。

でも、それはルックスやステータスなどで相手を引き付ける魅力があったらの話。

普通というよりは明らかに不快だから付き合うことができない男性も女性もチラホラ見るので、失敗事例を書きたいと思う。

もし「どうして付き合えないのか分からない」ということを相談されたら相談に乗るが、とはいえ人に色々言われるのは腹も立つし、傷つくので、自分で気づいて直せるならそうしてほしいと思う。

男女別にする必要が無いので、一緒にまとめて書いていく。



原因1 オドオドしている・モゴモゴ喋る


これは異性との付き合いが少なかった人にはありがちなこと。

付き合いが少ないせいで、相手との接触・会話に不安になるのは仕方がない。

でも、別に相手が危害を加えるわけではないのだから、怖がっているのかとすら思うようなオドオドした態度は対応に困る。

普段あまり喋らないなら喋らなくても構わない。それよりは友達や親と話す程度の自然さで話したほうがいいのに、何故かすごく緊張している様子。

あまりオドオドされると誰だって、気を使うし、気を遣うということは、相手側は疲れる。

オドオドする態度やモゴモゴ喋ることによって、相手に気を使わせてしんどい思いをさせたら、そりゃ居心地が悪いのでまた会おうとはならない。


原因2 地雷発言が多い・人の話を聞かない


人の話を聞かなさ過ぎて酷い人が偶にいる。
「私のたった今喋った時間は幻か妄想だったのか?」と思うくらい、何の反応もなくスルーされたり、何の理解も納得も関心もなく消えることがある。

緊張のせいで相手の意図を理解しようとする前に自分の話そうとすることで頭がいっぱいになり、結局何も聞いていない人もいる。

単に自分をアピールしようとし過ぎて自分がずっと喋ってしまうというパターンもある。

積極的に話を聞いていると合図を出さなければ、相手も話そういう気にならない。

話す気の無くなった相手とのコミュニケーションはかなりシンドイことを知っているはず。
観客が笑ってくれないのにずっと一人漫才をするのは辛い。

自分からばかりのコミュニケーションをすることは、難易度が高い。プレゼンも自己紹介も本当は疲れることを知っているはずなのに。


さらによくあることとして、自分からのコミュニケーションばかりしたり、聞いている時のリアクションが薄いのにも関わらず、時々自分がクスッと来る話題が有ったからといって、そこだけ急に笑うと相手には感じが悪い。
相手の話へのリアクション不足やなぜ面白かったのかという話の共有には心掛けた方がいい。

話が上手くなることは落語を習うのと同じで難しい。
でも、うまく話せないのが問題なのではなく、相手の話を聞かないことや、相手に自分が何を考えているのかが伝わらないことでコミュニケーション失敗している。


原因3 素直じゃない・意地を張る


さすがに、初対面なのに「あなたってきっとこういう人ですよね」などとネガティブともポジティブとも取れる曖昧なことを言われたら、「何なの?」と思って素直じゃないどころか「あなたに何が分かるんですか?」と怒ってしまいそうだ。

別にそんな失礼な人に素直になれとは言わない。

ただ、良いなと思えるなら、会話の中で意見が対立したり、違った見方を相手がするなら「そういうこともあるよね」「自分は考えたことも無かった」と相手も肯定しつつ、自分の意見を交えて話した方が良いと思う。

だが「いや、それは無いわ」「そんなこと言われてもね」と意見を冷たく突っぱねるなら相手との関係が悪化することは覚悟しなければいけない。

そして、何等かのミスや失敗、間違いを指摘された時に黙って怒っている場合もある。そんなことでカッコつけようとしなくても、間違えたなら謝る。

ミスや失敗なら笑って「間違ってたの気づかなかった」「やってしまった、せっかくなのにごめん」などでいいだろう。

なのに間違いを誤魔化そうとしたり、素直に「ごめん」と言えない人は付き合うには大変。

簡単に謝りすぎる問題もあるが、自分の気持ちや自分の失敗に対する気持ちよりも、相手にごめんねと思えるかが気になるところ。


原因4 相手に素を見せようとしない


相手に無理して合わせたり取り繕っていると、当然ながら相手に無理していることが伝わることを知ってか知らずか、自分を誤魔化そうとするあまりに緊張している場合がある。

素と言っても、自分の気持ちや考え方を出すということ。

異性の前で取り繕わなければならないような態度や自分の癖は、普段から気を付けていないとすぐにボロが出る。


さらに、相手を無意識に怖がったり、警戒してしまうタイプの人もいる。

何等かネガティブな思い込みによって、それが無意識の行動に出ているので、無意識は相当怖い。

意識的には嫌な態度を取っているつもりが無くても、無意識がそうさせる場合がある。
特にお酒を飲んだ時に様変わりするようなタイプは意識と無意識が乖離している場合が多いので、乖離が大きいほど無理が祟ってああなる。


原因5 すぐ意識し、すぐ発展したがる


付き合いになれていない人にありがちなことが、すぐに恋愛対象として意識し始め、勝手に自分で盛り上がっている場合がある。

友達になるかどうかはともかく、どうなるか分からない状態を楽しめるかどうかに、付き合えるかどうかがかかっている。

モテる奴は冗談でも相手に気のある素振りを見せるのも平気だ。そこからの反応を楽しめる余裕すらある。

最初に惚れた方が負け、ともいう。

最初にぬか喜びするのも、気持ちが焦るのも、マイナスにしか働かない。

自分はその気満々でも相手はどうか分からない。

相手が気になる、好きかも、好きだという気持ちが強くなりすぎて冷静でいられなくなり、判断を間違えることもある。

焦って失敗、意識し過ぎて失敗は勿体ない。


原因6 異性に対する思い込みが強い


これもそもそも論だが、異性に対してマイナスな思い込みや少女漫画や少年漫画に出てくる絵にかいたような異性を思い浮かべている人は、現実の異性をリアルに見なければいけない。

漫画などで刷り込まれた異性像のせいで、現実とのギャップに戸惑ったり、現実の異性にネガティブな思い込みがあると、そのネガティブさを相手にぶつけることに繋がってしまう。

実際に男性は暴力的で怖いだとか、女性は悪口ばかり言ってるんだろうという思い込みが引っかかって、なかなか仲良くなれていない人がいる。

勿論、そんな性格なのか、そんな態度をとるのかは人による。

あくまで傾向なので、思い込みは極力持たないまま相手と向き合ってみてほしい。

それだけで、きっと相手のいいところをもっと見れるようになるはずだ。


無意識の思い込みの怖さ


実際、人は自分の思い込んでいるパターンを立証したいという無意識が働いていることがある。
無意識を立証=自分が思い込んでいる通りの現実を作り出すということ。

男性はこう、女性はこうという自分のパターンを良いところでも悪いところでも、その通りを無意識に求める。

過去に女性から嫌がらせを受けた男性は女性不信になったが、そのあと、どんな女性と出会っても「嫌がらせされるんじゃないか」と無意識に思って卑屈な態度を取ったり、物怖じする。

そこに居合わせた女性らは「何故か怖がられているし、嫌な態度だな」と思う。
そして結局「あの人はグズグズしていて、オドオドしていて鬱陶しい」などという人が現れてしまう。


結局「嫌がらせされないか怖いと思う」
→「女性は嫌がらせや自分の悪口を言うもの」と思い込んでいる
→「そう思っているんじゃないか」という態度を取る
→その態度を不快に感じて女性が悪口を言う・嫌がらせに発展
→「あ、やっぱり女性は嫌がらせするんだ」と納得する

ということになる。

これは恋愛で束縛するほど相手が逃げるのも同じ。

束縛されればされるほど相手は「信用されていない」「やましいところがあるのか?」と思い始める。

束縛する方は「浮気されないか心配」なのだ。
つまり「浮気をするもの」と思っている。

現実は理屈通りにはいかないが、相手が心理的バランスが保てないと極端な言い方をすると「浮気をしろ」と思われているに近い。


なので、自分がネガティブな思い込みがあることに気づいたら、自分がその思い込みを過去に立証してきただけなのではないか?と考え直すだけで、ポジティブな見方ができるかもしれない。


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