以前『恋する以前に普通の男がいないという悩み』（現在有料記事）で
基本的に女性が普通であってほしいと求める男性の要素などを書いた。

しかし、その内容では解決できない部分が有ったのだ。

ある程度その要素を満たしている男性にもかかわらず、

「なぜかおかしい」

男性をよく目にするようになった。

この傾向は現在の35歳程度以下に見られる傾向で、
昭和60年以降の人＝1985年以下くらいに該当するとおもわれる。

あくまで主観的な数字だが、この辺りの年齢の男性からじわじわとそれ以上の男性との感覚の違いを感じる。

男性だけの問題ではないかもしれない。
もしかすると女性もまた同じようにおかしいと思いながら同じ流れに巻き込まれているかもしれない。

それらの男性は、
なんなら『普通の男』に該当できていたりする。
でも、明らかにその上の年代とは違う「おかしさ」によって付き合うことにならない、付き合っても振られる結果になっているということだ。

一応他の女性や男性の意見も参考にはしているが、
私が『普通である』とも言い切れない部分は考慮の上、参考にしていただけたらと思う。

私には、なんでこんな人たちが増えたのかよく分からないので、答えを知っていたら誰か教えて欲しい。

女性目線での男性に求める大前提

そもそも女性は未来の不安について考えたがる人が多い。

だから真面目に付き合った先にどうなるのか真剣に真面目に考えている。

勿論一部の男性が思うように
一般的にはパートナーを求めて男性と付き合うわけだ。

例外もあって、経済力を目当てにしている人や子供が欲しいという願望を達成するための人もいるのは確かだ。

全員に当てはまるわけでは無いが、
結婚して、一緒に暮らして、子育てしたり、その後の人生も共にできる人を求める傾向は有る。

仕事や生活に対する理解が欲しい、一緒に頑張っていきたいと思える人が欲しい、生活を一緒に楽しめる人が欲しいと思っているはずである。

だが、それを共有することができない人だとしたら？

当然論外だ。

パートナーというくらいだから、基本的に何でも共有したり、時には助け合えるような関係性であり、お互いに大事にし合いたいのだ。

恋愛の延長でも有るなら、尚更
相手にとって一番大事な存在であって欲しいと思うのも当然のことだと思う。

「大事にしてもらえない」ということほど女性として惨めなことは無い。

だから大事にしていることを現実に示すことができる程度には経済力も望むし、簡単には折れないメンタルの強さやその女性に対する誠実さなどが非常に大事になる。

とはいえ、結局のところ人付き合いなんて、
感情の問題なのである。

一緒にいても何も感じない、何も楽しくない、大事にされているようにも感じないと女性が思ってしまえば、それは何も発展しない。

一緒にいて楽しく無い友達と付き合うのは馬鹿げている。

それと同じように、
一緒にいることが楽しみになる関係性そのものが大前提である。

以下は多分ゆとり世代以下の傾向と思われる
関係性が発展しない問題行動である。

自分が該当しないか、あるいはそんな人が周りにいないか見てみてほしい。

LINEの返信が遅すぎる

大体の日本人ならLINEアプリを利用していると思う。

ただし使い方には違いがはっきり出ているようで、
比較的若い人は未読状態のメッセージが溜まっていて数字がいっぱいアプリのバッジとして表示されていることも少なくないようだ。

私も20代後半の比較的若い年代ではあるが、未読スルーをいっぱい残す習慣はない。なのでそういうことをしている人の気持ちがよく分からない。

ちょっと付き合いのある友達でさえ、愚痴を言っておきながら、返信してみるとさっぱり返事が翌日の夜まで来なかったり、
また別の人では１週間以上連絡が返ってこないことなどが当然のように有ったりする。

ここでは勝手に分析させてもらうが、
あまり好きではない人との人間関係を続けている人が多かったり、
友達付き合いが多くて連絡の多さにうんざりしていたり、
自分の時間を邪魔されたくないと思う人が多いのかと思う。（だが集中している時間とその節目の時間は存在する訳だから、返せないわけがないのだが）

今はSNSがあるので、返信がない間に何をしているのかなど丸わかりになる。
あるいは、返信がない期間に見ていたYouTubeやサイトの話などをして、悪気もなくスルーしている。

「人と付き合いたい」「寂しい」と言いながら、実際には一人になりたくて仕方がないのだろうか？

LINEでの連絡が急ぎで見てほしい内容だったとしても、
次にいつ会うのかというスケジュール調整だったとしても、
間に合わなければ仕方がないというレベルにしか思っていないということではないのか？

返事が遅すぎる友達にムカついても連絡しなければ済む話か、適当に利用したいときに利用すればいい相手程度に思って終わるかもしれないが、
恋愛として付き合うとなれば連絡にすぐ返信がないのは非常に困るし、それが永遠に続くのは間違いない。

半日に１回の一言メッセージなど正直コミュニケーションとしては何の意味も為さない。

好意が無いと思ってもおかしく無いやりとりでしかなく、そんなやり方で関係性が発展するともさっぱり思えないし、
やはり思いやりが無い行為のようにしか感じないのだ。

距離感が分からなさすぎる

実際に有ったのは、1回会っただけなのにもかかわらず、
「通勤が近いから泊めて」と言ってくる人だ。

私は少なくとも今までで３人はそんな男に出会った。

たとえそれが何も無いただの泊まりであったとしても、
なぜ人の家に緊張せず上がり込めるのかがよく分からない。
（実際には泊めていないが）

友達の家ですら「泊めてくれる？」などと言うのは遠慮するものだと思う。
当然相手の生活スペースに侵入するわけであるし、相手の物を触ることになるし、プライバシーや個人情報が色々有るであろう家に入ることは勇気がいる。

その遠慮や気遣いが無いと言うことは、
やはり遠慮も気遣いもない勝手な人という認定でいいに違いない。

むしろ女が男の家に1回会っただけで泊まるようなら確実にメンヘラだろうし個人情報や金目の物を取られないか注意した方が良いに決まっている。
そういう用心深さが自分にはあっても相手に有るとは思わないのだろうか…多分ない。

当然ながら友達レベルの付き合いであっても気を使うのだから、恋愛や異性だとしても勿論気を遣うことである。

ある意味「泊めて」と気軽に言えるということは、「あなたはそれくらい僕にとってどうでもいい人なんですよ」と言っているに近い。

わかっていてやってるならまだしも、そういうわけじゃなさそうだから厄介な人たちで、モテそうなスペックなのにモテない人たちなのだ。

とりあえず応援してくる

あなたはあまり仲良くもない知り合いに
「仕事頑張ってね、応援してます」と言われて嬉しいだろうか？

仲の良い友達が今までの自分の努力している過程も知っている上で応援してくれる事とはさっぱりわけが違う。

何にも知らない人に口先の応援をしてもらう事ほど無駄なことはない。
まだ店の店員にファッションや髪型を褒めてもらう方が良いくらいだ。

この口先だけの応援が何故起こるのかというと、これも
「相手のことなんてどうでもいいから」でしかないのだ。

そんな会話しなくたって自分の話題を振ったり、相手の興味のあることからいくらでも話題を引き出せるのにもかかわらず、
とってもしょうもない会話をここでしてしまっている。

結局相手に無関心だから何も会話をすることができないのだ。
自分に会話のネタがないから何も会話することができないのだ。

そもそも話が盛り上がらないということは
お互いの共有できることで楽しむことができる物が無いと言っているようなのも。

つまらない会話から楽しい二人の生活なんて当然考えられない。
だから「無し」認定されてしまう。

・コミュニケーション能力が欠乏しているか
・よほど趣味が偏っているのか
・他人への無関心なのか
・自分が無いのか

そういうことなのだろうか？

最近の男性はメンタル弱い？

私が見ているだけなのか分からないが、恋愛に関しても、それ以外でもメンタルがグズグズな男性が増えているように思う。

その割に、何度も自分を傷つけてくる相手に復縁を求めたり、
脈が無いのにもかかわらず「押せば何とかなる」とでも言わんばかりにアタックしたり。

あるいは攻撃されないように、自分のことをあまり話さない。
逆にめちゃくちゃ自慢話をして自分を大きく見せようとし過ぎるなど、コンプレックスの反動とでも思うようなことをしている人が目立つ。

自分を傷つけてくるような人と付き合うのは、自己肯定感が足りない人であることがほとんどだ。

それに関しては『トラウマを無意識に追体験したがる何か。』を読んでいただくとわかると思う。

何故か嫌だと思っていることを仕方のない事だと我慢している人が多いのと同じように、
我慢をして病んでいるとか、何か半分諦めているような元気のない男性もとても多く、魅力的に感じられないのである。

結論

私の個人的な結論を出してしまうと、
自分との付き合いがうまく行っていない女性も男性も多いのだろうと思う。

『自分勝手』にすれば良い事と、
『自分勝手』だと結果的に自分が損する事の境目が全然理解できていないのだろうと思う。

正直、私が男性だったら付き合いたく無いと思う女性は結構目立つほどいるし、男性に限った話では無いかもしれない。
LINEの返信が遅い話も同じような事をする女性も男性もそれなりにいる。

そして、他の人たちの話を聞いていても、ずっと世間話に終始している。

映画やYouTubeを見て「楽しかった」と感想を言っているだけで仲良くなれるわけはない。
一緒に出かけても当たり障りのないただの会話をするだけではもはや面白みなどさっぱり無くなっている。

ずっと他人行儀な会話や丁寧語が抜けないこともたくさんある。
いつになったら気軽で楽しい会話ができるのか分からない。

今、友達としてとても仲良くしている人たちのように自然に仲良くなれない上のような現象がよく分からない。

何かが欠落しているように感じるのに、明確にまだ答えが出せていない。