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婚活日誌 3人目 結婚したい男

先週末、私は久しぶりに婚活イベントに行ってきた。

一対一で席が区切られていて男性がどんどん回ってくる、回転寿司スタイルのお見合いパーティだ。あーこの感じ久々だなあと思いつつ、一人の男性とマッチングした。見るからに真面目そうで、話していても節々に真面目を感じられる人だった。

その方に土曜日ご飯に誘われたので行ってきた。

結論から言うと、彼はとても結婚したいようだった。
今の結婚したい気持ちは100%中1000%だと言っていた。
貯金もそれなりにあるし、公務員で安定した稼ぎもあるから幸せにできる自信はあると言っていた。

一刻も早く結婚したい理由は親を安心させたいため、プライベートを充実させるためだそうだ。
わかるよ、めっちゃわかるんだけどね、なんというか結婚イコール幸せという考えに少し恐怖を覚えた。だって、結婚した人はみんな幸せになるとは限らないでしょ。
でも、彼の中では結婚こそがゴールなんだなと思った。

自分のことはどう思うか?という、ものすごく回答に困る質問をされ、生理的には大丈夫なのか?という確認をされた。

生理的には大丈夫とだけ答えておいた。

自分のことが嫌なら、この場で言ってくれと言われたけど、まだ会って2回目だし、会話時間が3時間にも満たない相手を真正面から嫌だと言える勇気はない。
その質問が一番嫌だし、もし本当に嫌だと言ったら空気は凍りつくだろう、耐えられるのか?私はとても耐えられない。

彼はおそらく私じゃなくてもいいのだろうし、条件だけ見ると彼と結婚したい人はたくさんいるだろう。だから、彼はおそらく結婚できるのだろうと思った。

好条件の男を選り好みをするなと言われるかもしれないが、私はお金のために結婚したいのではないし、幸せになりたいから結婚するのではない。
じゃあ何のためと言われると、まだうまく言語化ができない。モラトリアムなのか、私は。

その彼のこと、嫌いではないのだけれど、すごくがっつかれすぎで、私がわかりやすく引いてしまったので、彼から連絡は来なくなった。

少しホッとした自分もいる。


悪いことをしたのだろうか、

私が我儘なのだろうか。

こういう考えの持ち主が婚活パーティに行くこと自体、間違っているのだろうか。

と一瞬だけ反省をしたり、しなかったりした。


まあ結局は価値観の相違なんだろうよ。

頑張ってください、陰ながら応援しております。

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