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私と夫の小さなカーディガン

先週だったろうか。

夫が幼い頃来ていたという、
小さな黄色いカーディガンを、
義母が野菜と一緒に届けてくれた。

少し冷えた日があったので
娘に着せてみた。

ちょっと大きいけど、
赤ちゃんなんてすぐ大きくなるもの、
袖をまくって着せてみた。

なかなか、かわいい。
ていうか、世界一かわいい。

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実は私は、ほぼ毎日、娘の写真を
親戚一同に配信している。

この日もカーディガンを着た娘の写真を
なんの気無しに…
いや多少は義母に気を使って送った。

この写真を見た私の母。

後日、私が幼い頃着ていた
小さな桃色のカーディガンを、
ぬいぐるみと一緒に送ってくれた。

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どちらも手編みで、世界に一着しかない。

よく三十年もとっておいたなぁ、
とは思うけど。

二人の母の愛情を感じた。

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私は別に手作り信仰者ではない。

よくネットの掲示板の相談で見かけるのが、
「スーパーの惣菜には愛がない」とか
「既製品の服には愛がない」とか言われて
落ち込んだり怒ったりしているお母さん。

今の時代、物の所有にこだわらず、
接し方で愛はいくらでも表現できると思う。

私だって、使えるものは何でも使う。

使い捨て用品とか、時短テクとか、
一時保育サービスとか、活用しまくりだ。

それでも、手作りの品には、
やはり愛がこもっている。

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愛情に優劣は無い。

私は娘を世界一愛しているし、
夫も娘を世界一愛しているだろう。

私の両親も夫の両親も、
私達子供と、孫である私達の娘を、
とても大切にしてくれている。

いつか母が語ったように、
この愛が時間も場所も超えて、
いつまでも巡ってくれたら、
ただただ嬉しい。

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