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【コラム3】ネットでの出会い

三波ちぇこ
(易占心理カウンセラー)

「ネットでの出会い」は
楽しいこともあるけれど、
楽しい事ばかりではない
ということを皆さんは
既にご存知だと思います。

人知れず傷つく体験をしたかたも
多いかもしれません。

今一度ネットでの出会いについて
ここで振り返ってみましょう。


ネット上では
普段の自分では出せない部分をさらけ出し
「架空の人物」になりきって
楽しむ方もいることでしょう。

ネット上で交流しているのは
自分ではない「架空の人物」だったとしても、
書き込みに反応して貰うことや
たくさんの方と交流する事は楽しいものです。

しかし、顔が見えないことから
大胆になってしまい、
トラブルを招くことのないように
改めて考えてみませんか。


ネット上での交流が増えていくと、
やり取りを楽しみたいだけだったはずなのに…


気の合う相手が出来て
何度もやり取りをするうちに、
心が打ち解け、
相手の方に会ってみたくなるものです。

会ってみて良かった。
とても気が合う人で良い友達になれた
という相手ばかりなら良いのですが、
残念ながらネット上には
会わなければよかったということもあります。


ネット上にはたくさんの方が参加している、
それはつまり、

「たくさんのそれぞれの思惑があるんだ」

という事を忘れてはいけません。


特に男女間では。

いつも優しいコメントをいれてくれる相手、自分のことを気遣ってくれる相手。

実際には最初に会う時は
「純粋に会ってみたい」
という気持ちだったのかもしれませんが、
ネットを楽しんでいるのは架空の自分だった事を思い出してください。


会う相手も同じ、架空の自分です。
その架空の延長の中で
実際に会ったのに、
気分は架空のまま切り替えができず、
深い関係に落ちるのは
簡単になっているかもしれません。


信じきるのは会ってみてから。

ネットでのやり取りは別のところにおき、
ゼロの関係から築き上げるつもりでいましょう。


いつも、本当に親切、親身に
やり取りをしている相手だから
疑ってかかるのは嫌だと
思ってしまう方もいるでしょう。

でも、自分も装っているように
相手も装っているという事を
片隅にでも置いていて欲しいのです。
そして、ネット上では分からない、
リアルな生活がお互いにあることを忘れないでいてください。


例えば、
ネット上のキャラクターは
20代で通していたけど
本当は30代だったり、
独身を装っていたけど
既婚者という場合もありえます。
実際に会ってしまったらもう仮想ではありません。

仮想と現実にギャップがあったとしても、
それが良いギャップで、思っていた以上に心から信頼できる人に巡り会えるといいですね。

仮想と現実のギャップ。
冷静に判断できない場合はご相談を。

(2013年4月15日著)

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