株式会社Rejouiの取締役に就任しました。

令和元年5月1日、新天皇陛下御即位の記念すべきこの日に、株式会社Rejouiの取締役に就任しました。
経緯やいまのキモチを綴らせていただきます。

ジョインを決めるまで

今回の話を代表の菅からもらったのは、昨年9月の私のバースデーランチのときでした。菅とは出会って13年ほど経ちますが、世間知らずで小生意気だった私を当時から何かと気にかけ、些細な悩みも聞いてくれる姉のような存在です。どんなに忙しくても毎年誕生日をお祝いをしてくれるのは本当にありがたいことです。
この時も銀座の素敵なフレンチを予約してくださり、美味しいランチをいただきながらお互いの近況報告をしたりなんかしていました。菅との食事は
「こんなサービスが流行ってるらしい」
「こういうビジネスやってみたくない?」
と、雑談まじりに普段考えてることをアウトプットする貴重な場でもあります。
デザートを食べながらふと、「みなみちゃん、また一緒に働こうよ」と菅が言いました。それまでも会うたびにそう言ってくれてたのですが、このときは「実は手紙を書いてきたんだよね」と、誕生日のプレゼントと一緒に渡された1通の手紙。

直感的に、「あ、これ本気のやつだ」。

家でこっそり読んだ手紙には、「見並まり江と働きたい3つの理由」という箇条書きと、取締役で参画してほしい旨が書かれていました。
菅とはじめて会ったのは2006年のALBERTの入社面接。今やAI分野のテクノロジー上場企業として話題が絶えないALBERTが、まだ創業1年・社員10名に満たない創業期の頃でした。その時の面接官が菅で、ITのこともベンチャー企業で働く意味もよくわかっていない私に、「一緒に働きたいと思った」と言ってくれたことは、今考えても本当に不思議な縁です。
実際に菅は、ド素人の私に当時の菅が責任者として運営していたメディアの企画・ライティングを任せてくれ、多くのことを教えてくれました。
ALBERTが本格的にデータサイエンス領域のソリューション事業を始めた時は、コンサルタントとアナリストという立場で一緒にプロジェクトを担当することが多く、やり方が合わないと意見の衝突もありました。それはもうバチバチと。
そんなやり取りがありながらも、10年以上の時間をかけてお互いを知ろうとしてきたからこそ、今はセオリーを理解し合え、安心できる関係でもあります。

とはいえ、すでに社員がいて、外部株主からの出資もあり、お取引先もあるRejouiの取締役という立場には、これまで私が考えたことのない範囲での責任がともないます。さらには、当時在籍していた会社にかかる負担・家族の理解など、いろいろなことが頭をよぎり、即答は難しいものでした。
数日迷い家族とも相談した結果、「まずはRejouiで働くみんなのことを知りたい」と伝え、休日も含め少しずつRejouiのメンバーと交流をしていきました。まずはお友達からはじめた感じです。

Rejouiで何を成すか。

Rejouiの事業領域であるHR&Learning Analytics。とくにHRの領域は、組織の成果の最大化し、論理的な意思決定を支援するものです。その本質は、そこで働く人の「人生を豊かにする」ということであると考えます。多くの人の人生にとって仕事が切り離せない存在である以上、「仕事をしている時間を幸せに過ごすこと」「仕事を人生の糧にすること」は決してあきらめてはいけないことです。これは、教育においても同じです。自分の人生を豊かにするために学ぶべきですし、その環境はより快適であるべきです。
自分が子供を育てる親としても、HRと教育の領域において未来をつくるということに使命を感じ、それを実現したいと思っています。

Rejouiで働く仲間について

Rejouiには2019年4月現在、アルバイトを含め7人のメンバーがいます。それぞれバックグラウンドは異なりますが、お互いを受け入れ、フォローしあえるとても良い仲間です。共通していえるのは「抜群にまっすぐ」なこと。目的にまっすぐ向き合い、時には自分の非を認め、人を素直に褒めることができる人たちです。

コーポレートサイトで掲げる企業理念のひとつに、私がもっとも共感し、1人の人間として追求したいことがあります。

「隣人の大切なものを大切と思う心」

これは菅が昔から大切にしていることの一つです。人は自分と異なるものを受け入れるのが難しい生き物だと思います。自分本位であれば、「自分と違う=間違い」という考えに至ってしまうことも。私自身、反省の日々を繰り返しています。
この素晴らしい考え方をすでに持っているメンバーとともに、さらに追及していくことを働く楽しみの一つとして、日々邁進してまいります。

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