見出し画像

「平乃屋」さんの「おはぎ」と「わらびもち」 ”ほっとひといき”つける場所

東寺の近くにある、一軒のお店。

店前には「おはぎ」と手書きで書かれた看板に京都らしさを感じます。

以前、私の主人が店前を通った際に、ガラス越しの店内の奥から会釈をしてくださった店主の平田さん。
「とても雰囲気の良さそうなお店があるよ」と主人に教えてもらい、気になってお店を訪れました。

店内はとてもシンプル。

店内に入ると「いらっしゃいませ」と言いながら、入り口まで出迎えてくださる平田さん。
主人が話していたように、とても温かさを感じる接客で、嬉しくなりました。

ショーケース内はとてもシンプルで、おはぎとわらびもちのみ。
ゆっくりできる喫茶スペースもあり、無駄なものがない印象です。 

「もっと凝ればよいのだけれど、伝わりやすい方が良いかと思って」と平田さん。
そんなお話を聞いて、お客様のことを一番に考えられていると思いました。
手書きのPOPが分かりやすくて良いですね…♪

ずらりとならぶ、おはぎたち。

可愛くって、どれも魅力的!

こちらの濃いよもぎや、ナッツなどの変わり種にも惹かれました…。
「うーん、ほんと迷う…!」と言いながら、平田さんとお話しながら決めていきました。

購入したものは…!

左から、くるみ、京きなこ、抹茶です。

「くるみ」
五穀米を使用。北海道産の手亡(白い種皮色を持つ小粒のいんげんまめ)という豆を使用。
白あん、くるみをローストしてくだいたものを混ぜているとのこと。

「京きなこ」
もち麦、兵庫の丹波黒豆きなこ、京都の浅煎りのきなこを使用。定番の人気商品!
素材の味を生かすために浅く煎られたきなこの風味がやさしく、おはぎの味を邪魔しない工夫も。

「抹茶」
五穀米を使用。宇治丸久小山園さんの抹茶と、京都の浅煎りのきなこを混ぜ、
なかは大粒エリモショウズ北海道十勝産あずきを使っているそう。

どのおはぎの味もやさしい。甘すぎなくて、ほんのり感じる塩味と甘みのバランスが良くて、それぞれに味の深さを感じます。

口の中に入れたとき、鼻に抜ける上品な抹茶やきなこの香り、
さらにもちっとした食感が楽しめます。

隣にあった、わらびもちも気になり購入。
これも買って良かったと思える商品。ぷるっぷるでやわらかい…!


大小とサイズがありましたが、大サイズを購入。子どもたちも大喜び♪ 

本わらび粉と和三盆糖を使用。甘さは控えめで、横に黒蜜が売られていました。
私は甘さがちょうど良いなと感じましたし、さらにこのきなこの香りが好き。また買いたいです。

商品は無駄の出ないように、作る量は決められているので売り切れ次第終了とのこと。
その時、その時で出合える商品が貴重ですね。梅小路公園のクリスマスマーケットにも
出店されていて訪れたのですが、夕方には完売していました。


喫茶スペースでゆっくりと…♪

イートインはワンドリンク制ですが、購入した商品を店内でいただけるのも有り難いですね。
おはぎ、わらびもちの他に、あぶり生麩もいただけるそう。

ドリンクは珈琲、カフェラテ、オレンジジュース、
宇治丸久小山園のほうじ茶、水出し煎茶、宇治抹茶グリーンティーがあります。 

ゆっくり友人とお茶をするのも良いなと思います。
こうやって、ちょっとひといき、くつろげるお店は貴重。

何より平田さんが気さくにお話してくださるのが有り難く、話しやすくってどんどんと
お話が続いて…♪ ついつい長居をしてしまいましたが、そんな時間が楽しかったです。 

毎日朝から手作りでコトコトあずきを炊いて、力いっぱいぐるぐるお鍋でもちをこねて…。
美味しい おはぎやわらびもちを届けてくださる平田さん。


一つずつ手作りで、愛情込めて作られる商品には、
シンプルさの奥に深いこだわりを感じました。

冷え込む季節、温かい珈琲と一緒にいただきたくなりました。

おはぎ京都東寺 平乃屋
〒601-8437京都市南区西九条比永城町28
九条大宮交差点200m下がる東側
電話075-200-4348(予約可能)
営業時間 11:00-17:00(売り切れ次第閉店)
定休日  第1・2月曜日/日曜日定休
(21日が日曜日の場合、営業。翌月曜日定休)
https://www.instagram.com/hiranoya.ohagi/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?