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生きているあいだに経験することで、無駄なことなんてひとつもない。

今週末に「変化するメンタリティー」というタイトルでオンラインセミナーに登壇することになっている。

人よりたくさんの変身をキメてきた私にとっては御誂え向きなタイトルだ。

たぶん。

今回、なぜ変化をし続ける必要があったのかを、あらためて立ち止まって考えてみた。

なんとなく現時点での答えのようなものが見つかった気がするので記しておくことにする。


元来私は自分を律するのが苦手で、すぐに楽な方へと流されてしまう性格と理解している。

周りからの影響を受けやすくもあり、自分の考えや意見を通すのも苦手……という自己理解をもっている。

マイナスに捉えつつも、性格ってそんなにすぐに変わるものでもないし、それらと上手く折り合いをつけて生きていくしかない。

身体中にあるホクロのように。

自分で自分を律するのが苦手であれば、誰かに律してもらうしかない。

周りの影響を受けやすいというのは「柔らかい考えをもっている」と捉えなおすこともできる。

そう理解した上でどうしたらいいのかを考えればいい。


そこで私がとった手段が「変化すること」だった。

さまざまな環境に飛び込んだり、いろんな人に会うことで、自分の形を変えることがいつしかライフワークになった。

とりあえずやってみる。

ケツに火がつかないと動き出さない性格を逆手にとって、自らのケツというケツに火をつけて回った。

もはやそれしか残された選択しはなかった気がする。


そうするとさらにわかってくることがある。

自分に対する理解が深まっていく。

◯◯は得意
●●は苦手

その経験と知識がすこしずつ、すこしずつ蓄積されて次へと繋がっていく。

3Dプリンターがゆっくりじっくりとインプットされた形をアウトプットしていくように。

生きているあいだに経験することで、無駄なことなんてひとつもない。

あれとあれは繋がっていて、これとこれも繋がっている。

すべてがすべてと繋がって、いまの自分をかたちづくっている。

その自分で生きていけば、あかるいみらいが待っているんだと思う。

新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。