안녕하세요（アンニョンハセヨ）南うさぎです。

　話題作の続編ということで、韓国ドラマ『賢い医師生活』シーズン２は俳優や監督などの人脈で出演するカメオにも注目です。さらに、シン・ウォンホ監督が手がけた作品『刑務所のルールブック（原題：賢い監房生活）』からの縁で出演する俳優もいます。

イ・ギュヒョン：患者の息子役

公式サイト（http://program.tving.com/tvn/doctorlife2）より。

　3話で脳神経外科医チェ・ソンファ（チョン・ミド）は、患者の息子を交際相手として紹介されます。その相手役としてカメオ出演したのが、イ・ギュヒョンです。イ・ギュヒョンはシン・ウォンホ監督とイ・ウジョン脚本家の人脈で出演が決まり、喜んで応じたそうです。
　イ・ギュヒョンが出演したドラマ『刑務所のルールブック』はシン・ウォンホ監督が手がけた作品で、刑務所のリアルな生活をコミカルに描き、視聴者の反応もよかったです。そこで、イ・ギュヒョンは薬物中毒のユ・ハニャン（別名ヘロリン）役として個性的な演技を見せ一躍人気俳優の仲間入りを果たしました。ドラマ『秘密の森』でも印象深い演技を見せています。

『刑務所のルールブック（原題：賢い監房生活）』公式サイト（http://program.m.tving.com/tvn/prisonplaybook）より。

　今回のカメオでは、住まいと職業が『刑務所のルールブック』と同じ設定で、笑いを誘いました。江南に住んでいる薬剤師と聞くだけでついヘロリンのことが思い浮かび、思わず笑ってしまいました。何とも言えない可愛らしい声と話し方で、憎めないキャラクターとして愛されたヘロリン。イ・ギュヒョン自身も、大衆に名前を知ってもらえた大きな機会になった、とてもありがたい役だと言っています。

ユ・ジェミョン：卓球大会に参加する患者役

公式サイト（http://program.tving.com/tvn/doctorlife2）より。

　9話、会食費を賭けての病院内の卓球大会。そこのカメオ出演で、大きな笑いをプレゼントしてくれたのがユ・ジェミョン。ユ・ジェミョンは人気ドラマ『梨泰院クラス』や『ヴィンチェンツォ』『秘密の森』にも出演していて、日本でもお馴染みになった顔ですね。『刑務所のルールブック』にも出演しています。ここでのちょっとコミカルな演技は『梨泰院クラス』などでのシリアスなイメージとは真逆で、短い出演ですが彼の魅力が十分に伝わっています。
　今回のカメオ出演はシン・ウォンホ監督とイ・ウジョン脚本家の人脈で決まったそうです。イ・ジェミョンが出演したドラマ『応答せよ！1988』は監督にとっても代表作になります。ちなみに、卓球シーンの効果音として使われたヤギの泣き声も『応答せよ！』シリーズでお馴染みです。
　ユ・ジェミョンは2021年9月22日放送のTVNドラマ『ホームタウン』で、映画『ミナリ』のハン・イェリとともに主役として出演しました。

チャ・ジョンハ：子どもを亡くした母親役

公式サイト（http://program.tving.com/tvn/doctorlife2）より。

　どこかで見たような親しみある顔に気づいた視聴者も多いと思いますが、大人気のドラマ『愛の不時着』で北朝鮮の舎宅村のマダムたちのひとり、美容師のオクグムを演じたチャ・ジョンハも、子どもを亡くした母親役として出演しています。『梨泰院クラス』にも特別出演していましたね。

キム・ロサ：小児科医師役

公式サイト（http://program.tving.com/tvn/doctorlife2）より。

　キャラクターのイメージが変わり過ぎて、気づかない視聴者も多いと思いますが、『ペントハウス』でメイド役を熱演したキム・ロサは、今回は小児科医師役として出演しています。

　안녕！