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【日記】ワクチンと三体

6月は発熱した同僚のぶん、いっぱい働いた。ああ、いっぱい働いた。
日付が切り替われば人間椅子の新曲が配信されて、来月のPSプラスの情報も来るだろう。休みもとれる。ゲームレビューが書ける。

ワクチン接種が行き届いて、マスクをしない生活が戻ってくると、きっとぼくは
「容姿って面倒くさい。」
と思ってしまうだろう。

マスクしているあいだは気にしなくて良かった顔が目に入る。
他人の顔を見ると、つい、ヒゲとかホクロとか肌荒れとか前歯とかを見てしまい、相手も自分の容姿を見て無意識に年齢や表情を観察する。

あ、7月になった。

7月1日の1時間で「三体」全巻を読み終わりました。

学生時代を思い出そうとすると、何をしたかよりも、その時聴いてた曲を思い出したりするけど、
数十年後、2020年のことを聞かれると、「そのころSF読んだ」と思い出すだろう。

小説とは人間のこころの、小さな小さなことを書くものと思っていたが、これから先の人生でこれよりスケールのでかい話にふれることはあるんだろうか。次元をぴょんぴょん越えるし、敵の攻撃方法のスケールにでかくてもはや笑ってしまうし、なんでこんなことを考えられる人がいるんだろう。

読むまえはUFOのひとつも信じない非科学的な男でしたが、読後は
「地球文明を凌駕する文明が全宇宙に100万ぐらい分散しているとして、今後1000年に100ぐらいは友好な文明と交流できるかなあ」
ぐらいのスケールが普通になる。

地球の環境問題を考えましょう。このままでは地球は300年もちません。
なんてことを言われると、過去のぼくなら「どうせその時死んでるから関係ない」と思っていたけど、今は自分が死んでようと関係なく、未来のことを考えるのが自然になってる。SFは体にいいぞ。

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読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。